太ると禿げる?
<肥満は薄毛・脱毛も引き起こす 肥満を早期から予防すれば、毛を生やす細胞を維持できる メカニズムを解明>
”東京医科歯科大学などの研究グループは、高脂肪食などによる肥満が薄毛・脱毛を促進するメカニズムを解明した。肥満を引き起こす要因が、毛包幹細胞にも働きかけ、脱毛を促進しているという。早期から肥満を予防する介入を行うと、毛包幹細胞を維持でき、脱毛症の進行を抑制できることも明らかにした。”(保健指導リソースガイド2021年06月28日配信号)
老化に伴う薄毛は細胞の再生能力の低下によるものと理解しています。そこに生活スタイルの違いで程度に差が出ることも承知していますが、『高脂肪食で肥満になったマウスは毛の再生ができなくなる』とかいう研究結果、あるいは『肥満を予防すると毛包幹細胞を維持でき脱毛症をストップできる』という結果を若い頃から啓蒙/啓発すると少しは若い連中の暴飲暴食習慣に歯止めが利くのかもしれません。でも・・・残念ながら、若い頃のまだふさふさの髪をなびかせている連中にそれを云ってもきっと”馬の耳に念仏”だろうな。
わたしの父親はやせているのに30歳頃にはすでにほとんど毛が無く、遺伝的なものあるいは男性ホルモンによるものだと思っていました。だから若くしてわたしも禿げるものと覚悟していたら、意外にもいまだに薄くなってきません。これは、生活様式の徹底などではなく(若い頃から肥満と戦ってきましたから)単なる母方の遺伝が勝ったか隔世遺伝なのだろうなと思っています。むかしに比べて、太った人も髪の薄い人も増えた印象がありますが、同時にわたしのような白髪の男性も増えた気がしています。
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