« 日本健康文化振興会 | トップページ | 危機回避反応 »

本当に非常事態?

線状降水帯に伴う豪雨は全国に広がり、今日のNHKは全部が災害報道のニュースに充てられていました。連日の新型コロナの報道を凌駕するほどの状態で、見るからに異常。それほどの大事なのでありましょう。

「これまでに経験したことのないような災害がすでに起きていてもおかしないような状況です」と何度も気象庁の担当者が繰り返し、「今すぐにでも命に関わるような災害に巻き込まれるかもしれないという危機感を持ってください」「安全を確保し、命を守る行動を取ってください」とアナウンサーが淡々と繰り返す。

これ、どこかで聞いたことのあるコトバの流れではないか? 「これまでに経験したことのない桁違いの感染増殖が継続」し「医療現場はもはや崩壊状態になってもおかしくない状態」だから 「最も危機的な状況だという認識を持って行動してほしい」「自分の命を守る行動を選択してください」・・・新型コロナの対策で毎日毎日淡々と語る首長たちのコトバと似ている気がする。

一昨日にバケツをひっくり返したような大雨に見舞われて、こんなのが1週間も続いたらノアの箱舟状態になるぞ!と恐怖感に包まれたわたしでしたが、正直なところ、今日一日中同じ単語をそれも興奮することなく淡々と聞かされ続けたら、どこか危機感が遠のいていく感覚に襲われてきました。これって、新型コロナ感染に対する自粛呼びかけと同じかもしれません。人間が恐怖に対する緊張状態を継続させることの限界を感じます。熊本地震以降、こんな未曾有の大災害に何度も見舞われてきました。当時は報道する側もされる側ももっと切羽詰まって興奮を抑えられない状態で局面に対峙していた気がします。それが、いつの間にか、同等かそれ以上の未曾有の大災害が起きているのにその都度今まで使われてきた定型文をただただ淡々と読み上げるだけになってしまいました。もはや、その定型文にはココロが含まれず、空洞の文章には人を動かすチカラは期待できません。

もっと、慌てましょうよ。新型コロナに関しても、専門家や首長達はどうしてそんなにコトバを慎重に選んでいるのですか。コトバを選びすぎているから、ちっとも切羽詰まった感が伝わらない。陳腐な定型文を毎日毎日淡々と語ったところで、何も伝わらないではないですか。いつもはもっと失言ばかりするじゃないですか。あの調子で、もっと慌てて血相を変えて訴えて下さいよ。

|

« 日本健康文化振興会 | トップページ | 危機回避反応 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 日本健康文化振興会 | トップページ | 危機回避反応 »