彼岸花
そろそろ、公園や道ばたにニョキッと彼岸花が顔を出し始めてきました。毎年のことですが、どんな異常気象になってもきちんとこの時期になると咲いてくるこの花の神秘さには感心するばかりです。今年のような季節はずれの長雨や勘なしの猛暑やを通り過ぎて、台風の数も少なく、そして突然の秋の到来、みたいなほとんど四季の秩序を無視した熱帯雨林気候に変貌してきていても、彼岸の季節になるとふと気付けばあちこちに紅い花が出てきてこっちを眺めているのです。
渡り鳥が、次の地への移動時期を逸したり、蝉が出てくる時をためらったり、あるいはあちこちの花が狂い咲いたりした今年、先日は突然の初冠雪のニュース、かと思えば早くも紅葉のニュースだったり・・・もう、日本の四季を今までの常識で眺めていてはいけないのかもしれません。
だからこそ、秋分の日を前にそっと彼岸花が咲いてくれると、どこかホッとするところがあります。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- もしもチビが来なかったら(2022.06.27)
- 下を向く(2022.06.19)
- ヤクルト1000騒動(2022.06.16)
- 枕元のスマホ(2022.06.21)
- お腹が空かない(2022.06.15)
コメント