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突然の劣化

来月に満13歳を迎える我が家の老犬が、先日いつものように朝起きて二階の寝室から階下の庭に降りようとして、パタと足を止めました。階段の第一歩めを踏み出せないのです。たぶん、真っ白になった白内障の眼で階段の境目がどれだかわからないから怖かったのだと思います(わたしも某ゴルフ場の階段を降りるのがとても怖い。本当に上から見るとどこに境目があるかわからない木目なのです。これ、若い人にはどうということないのだろうかなと行くたびに思います)。でも、前日まで、ちゃんと普通に駆け下りていた階段じゃないか? 「どうしたの?怖い?」と声をかけてもたじろいで後ろに戻ろうとするので、やむを得ず足を取ってあげながら降りました。ゆっくり確認しながら降りたけれど、最後の最後に足を踏み外してうつぶせに倒れてしまい、その後しばらく足を引き摺りました。とりあえず用を済ませて、今度は朝ご飯を食べるために中二階にあがらねばならないのだけれど、階段を一段上ろうとしてまたパタと立ち止まる。後ろ足が上がらない。上がろうとしたけれど滑って上がれない。自信を失った様子で階下に座りこむ老犬。

愕然としました。そんなに突然衰えるものなのか。幸い今回は眼を覆う被毛を結びあげ、足の裏の毛を刈り取って滑らなくしたら階段を再び昇降できるように回復しましたが、我が家の歴代のワンたちのことを思い出しても、本当に突然、昨日できたことができなくなり、自信を失ってなにもしなくなり、ずっと寝ていて失禁をするようになり、失禁してしまった自分に凹み、さらに厭世的になり・・・そんな感じでした。その日は突然やってくるのだろうか。覚悟だけはしておかねばならないか。

これまでは、ワンたちの老化のことばかり考えていましたが、気づいてみればほぼ同じ土俵に自分が居る。そういえば、「歳のわりに全然若いね」と云われて喜んでいたのはつい5年前くらいだったのに、わたしの肌の衰えたるや本当に突然だった気がします。風貌がジイさんになってしまったと自分で認めるのはとても悔しいけれど、もう傍から客観的に観察されると、どんな若作りの服を着てもちょっとごまかせなくなってしまいました。徐々に?いや、なんか突然、「朝起きたらジイさんになっていた」という感じだった気がします。

くそう。負けてたまるか。「負けたくないよね、がんばろうね」と愛犬に向かって話しかけるのだけれど、耳も遠くなってきた彼女は力なくしっぽを振っています。そうそう、そういえば通勤中に聞く車のラジオの声、なんか急に聞き取りづらくなったなあ。

 

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