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自分が受診してわかったこと

緊急で有休をいただいて、専門の泌尿器科病院を受診しました。

地域で有名な個人病院ですが、9時の診療開始15分くらい前に行ったら受付番号26番でした。初診なので半日はかかることを覚悟していました。こうやって時々患者として受診すると、いろんな事が分ります。たぶん、コロナ禍になってまともに病院受診するのは初めてです。

今回の受診でわかったこと。

●スタッフの皆さんのマスク越しの声はとても聞き取りづらい。さらにビニールカーテン越しだとなおのこと。今日は何度も聞き直ししました。

●診療が開始されて2時間くらいすると明らかに空気が殺伐としてきて皆が殺気だってくる。明らかに爺も婆もイライラしているのがわかる。

「次に行かなきゃいかんところがあるのに、2時間待つのにまだ呼ばれない」と高齢男性。「いや、まだあなたが来てから1時間半弱だと思うぞ」と独りでこっそりツッコむ。「今日は特に進行が遅い」と隣に座っていた高齢女性がわたしに話しかけてきました。「9時前に来たのにもう2時間も待っているんですよ」「みんな頑張っているからね、申し訳ないんだけど、家で寝たきりの90歳を超える主人が待っているから早く帰らないと心配なの」と。イライラはしてない様子だけど不安そう。5年も毎月通院しているという彼女が不安がるのだから、やっぱり今日はいつになく受診者が多いのでしょう。わたしみたいな初診者が多いのでしょうか。それなら申し訳ないな、と思いながら話し相手をしていたら、「26番の方、診察室にどうぞ」と声がかかりました。「あ、呼ばれました。お先に失礼します。たぶん、もうすぐ呼ばれますよ」と声をかけてわたしは立ち上がりました。彼女の番号はわたしのより3つ後でしたから。

正直なところ、医療機関の質は、医者の態度や実績よりも受付スタッフや患者さんを呼びに来るパラメディカルスタッフの声かけや動きをみている方がよくわかると思います。そして、ここの病院が患者さんに人気なのがよくわかりました。

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