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就寝時刻の最適値

22~23時の間に眠りに就く人は心疾患リスクが低い、英エクセター大学研究報告

夜10~11時の間に眠りに就く人は心疾患のリスクが低いというデータが報告された。英エクセター大学のDavid Plans氏らの研究によるもので11月9日、「European Heart Journal ― Digital Health」に論文が掲載された。

性別に見ると、男性では入眠時刻が午後11以降の場合のリスク上昇は有意でなく、午後10時前の場合のみ有意だった。女性では入眠時刻が午後11時台の場合は有意性が消失し、その他のカテゴリーは有意性が維持されていた。

つまり、イギリス人88,026人(平均年齢61.43±7.8歳、男性41.6%)について検討すると、22時台に就寝する人が一番心疾患になりにくく、男性ではそれより前に寝るとリスク上昇、女性は22時より前に寝るか24時以降に寝るとリスク上昇があるということらしい。

まあ、睡眠の質は生活習慣病を語る上で一番重要だと云われていますし、朝起きて日光を浴びることから体内時計がリセットされてその14時間くらい後に眠くなるからそのときに万難を排して床に就くのが良い、と教わってきました。わたしも数年前に目標として22時(少なくとも23時まで)に床に就くというのを試みたことがありますが、たしかに翌朝の目覚めの爽快感や1日の躍動感が違っていることを実感できました。

でも、同じ『規則的な朝起き習慣』でも、起床時刻が5時頃の人もいれば9時頃の人もいるでしょうに、その起きる時刻に関係なく寝る時刻だけで分析した結果で何かを論じても大丈夫なのだろうか。それとも、「まず22時に床に就くところから1日が始まる」という理論なのだろうか。

もういい歳だから、夜更かしは止めようと思うのだけれど、最近食後の転た寝をしてしまうからどうしても22時台のゴールデンタイムを逃すことが多いのが大いなる反省点です。

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