インパクト映像
2年続いて世界中がCOVID-19感染症で右往左往している状態だというのに、戦争したがってぐずっている国があるなんて・・・ちょっと嘆かわしい。人類共通の敵に向かっての戦いが長過ぎると国民がストレスで疲弊してくるから、ストレスの矛先を身近なモノに向けようとしているのでしょうか。自称”大国”同志のむき出しのエゴの擦りつけ合いを傍から見ていると滑稽(大国ではない日本の隣国の自慰もどきはどうでもいいとして)なのだけれど、これで戦争が始まると迷惑なはなしではあります。
ところで、最近のニュースはちょっとグロい映像が多すぎる気がします。火山の大噴火や山火事やで逃げ惑う人たちとか、尋常ではない雪の中、交通が麻痺して雪に埋もれながら歩いて廻る人の姿や大雨で洪水を起こしている街や・・・現状を動画で見せるのは実体を知らせるためには重要なことだとは思いますが、そんなことは大義名分で、実はインパクトのある映像を覗き見ることで「かわいそうに」「大変だ」と視聴者の刺激に対する欲求を満たそうとしているだけのような気がします。本当はその地域のごく一部の惨劇なのに、あたかもそれが広範囲に広がる天変地異であるかのような映像刺激・・・野次馬感情を満たしているようで、実は心を大きく沈み込ませて世界の終わりの様な絶望感を無意味に惹起しているかもしれない、とは思わないのだろうか。
ま、見なきゃ良いんでしょうけど、テレビ離れしている最近の若い子みたいに。
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