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短絡的な犯行

先日の大学入学共通テストの日の朝の切りつけ事件だとか、メンタルクリニックの放火事件や新幹線の中での放火事件だとか、最近この手の短絡的事件が多すぎて、ちょっと感覚が麻痺しつつあります。

どれも共通することは、自分の存在価値が見いだせず生きていてもしょうがないから自死を選択しているのに、自分だけでこっそり自殺せずにあえて何の関わりもない人を巻き添えにしてから死のうとしていること。それが理不尽で自分勝手だ!と怒る原因になるわけですが、せめて死ぬときに社会を驚かせて自分を注目させたいと思う真理はわからないでもありません。もっとも、そういうパターンではどうしても死にきれなくて返って犯罪者のレッテルだけを貼られながら生きていく試練が残される場合の方が多いように思いますが。

冒頭の高校2年生の犯行に対して、通っていた高校が異例のコメントを出しましたが、たしかに孤立して独りよがりになってしまう原因にコロナ禍のリモート授業の弊害はあったのかもしれません。今の学生はヘタをすると入学以来一度もクラスメイトに直接会えなかったり、会ってもほとんど何も話せなかったりするわけだから、孤立はしやすいでしょう。特に高校生や大学生は、入学時点で顔見知りがほとんどいないわけですから。

と、思いつくままに書いてみてはいますが、何が原因で何をしたかったのか、本当のことはわかりません。こういう事件が起きる度に犯罪心理学の専門家や教育の専門家がいろいろコメントしますが、それが正しいかどうか、実はわからない。本人にしかわからないことがたくさんあるはずだから。本人が多くを語らない限り本人の真意は他人にわかりようもなく、かといって別に何もかもを他人に分かってほしいと願っているとは限らないわけで、あまり傍から憶測でなんのかんのと論じることにはあまり意義はないのだろうと思います。

 

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