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超加工食品

超加工食品の摂取は心血管疾患死のリスクを上げる

 
心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患(CVD)の経験がある人は、「超加工食品」を食べるのは避けた方が良いかもしれない。IRCCS NEUROMED(イタリア)のMarialaura Bonaccio氏らの研究で、CVDの既往歴がある人では、超加工食品の摂取量が多いと、CVD再発による死亡リスクの高いことが示されたのだ。この研究結果は、「European Heart Journal」に11月30日発表された。

2022年のCare Netからの一番最初の配信ニュースがこれだったので取り上げましたが、これは1年前にも似たような報告があります( 「超加工食品はあなたの心を壊しています?」) 

 要するに、人間の身体にとってそもそも入るように設計されていない人工物が大量に入ってくると処理できなくなって臓器が壊れる・・・自然界がそうやって破壊されてしまっているのと同じことが人体にも当然のように起きるぞ、という警鐘。それがあまりに当たり前すぎて一般ピーポーに響かないから何度も似たような報告がなされるのでしょうか。ただ、この記事の中でアメリカの某循環器科医が「この研究では、超加工食品自体が死亡リスクの増加をもたらすのか、あるいは超加工食品の摂取量が多い人は他にも不健康な行動を取りがちで、そのことが死亡リスクを高めているのかが明らかにされていない」「超加工食品を避けるよう厳格な推奨を示す前に、より厳密な臨床試験で因果関係を検証する必要がある」とコメントして強調させているところに、どこか超加工食品製造メーカーへの気遣いが露骨に感じられ、社会の闇を感じます。

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