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黙食

「昼食は黙食を厳守してもらっていますが、まだ一部でおしゃべりをしている人を見かけます。食事中は完全黙食で、会話は食事が終わってからきちんとマスクをして行ってください。ただし、周りに食事をしている人がいたらマスクをしていてもその場での会話は厳禁です」

どこかの飲食店で考え出されて世間で当たり前に使われるようになった『黙食』というコトバですが、COVID-19感染急増の中、わたしの働く職場ではもう1年以上『黙食』が常識になり、食事中の歓談など遠いむかしの幻想のように風化しています。

COVID-19感染者の濃厚接触者が急増していて社会問題になっていますが、そもそも『濃厚接触者』の定義は「マスクをせずに15分以上の間当該者と近い距離内にいた人」なのですから、家族や恋人同士や部活中を除けば濃厚接触者に該当する機会なんて普通に完全予防策をしていれば(=きちんとマスクをしていれば)ほぼありえません。ただ、無防備なのが食事中・・・食べる度にマスクを付けはめするのは大変だから独りで他者と距離を保ちながら全員が一方方向を向いて黙々と食事する、という風景が定着しています。いうなれば、恒久的な恵方巻きの食い方かしら(一息で食うわけじゃないならちょっと違うか)。

こういうとき、分かっていても周りと会話せずにはおれないのはどこでもだいたい中高年層の女性だという印象です。若い子は子どもの頃から孤食に慣れ、食事中はスマホを弄りながら黙々と食事するスタイルにさほど抵抗はないと思われます。むしろ、昼休みに先輩や同僚に誘われて渋々一緒にランチに行き、話したくもないのに会話しなければならない慣習がなくなって、嬉しく思っている人の方が多いかもしれません。でも、おばちゃん達は、食事中の会話こそがストレス発散の場で、そこで話そうと思って胸の内にストックしていたネタは数知れずでしょうから、「同僚や友だちと話ができないとストレスが溜まるばかりだわ!」とぼやいているに違いありません。

皆さん、もうちょっとだけ、がんばりましょう。

 

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