歯を失うと友だちを失う?
<歯を失うと認知症リスクが上昇 歯がなくなると男性は「人との交流」、女性は「野菜の摂取」に影響>
”東北大学は、歯の喪失と認知症の発症とのあいだに関連があり、友人・知人などとの交流といった社会的な要因や、野菜や果物の摂取などの栄養に関する要因に関わっていることを明らかにした。
口腔と認知症との関係は、男性では、友人・知人との交流人数により13.79%、女性では、野菜や果物の摂取により8.45%、それぞれ説明できるという。社会的要因や栄養要因は大きな役割を果たしている。
「歯をできるだけ残すことは、家族や友人との社会関係を維持することにもつながり、また良好な栄養状態を通じて、認知症発症予防に寄与している可能性があります」と、研究者は述べている。”(保健指導リソースガイド2022.1.18配信)
若い頃には気にもしていなかったけれど、やはり”歯は大事”、そう痛感します。最近、よく歯科に通うようになりましたが、「歯がなくなると認知症になりやすい」というデータは以前から知っていたものの、単に噛めなくなると食べなくなって、食べなくなると活動性が落ちるし低栄養になるから認知症になりやすいのかと思っていました。どうも、この文章を読んでいると微妙に違うかもしれません。女性は栄養状態の悪化が誘因だけれど、男性は歯がなくなると人と話すことを避けるようになるから認知症になりやすい、という風に理解したらいいのでしょうか。
わたしはそもそも友だちが少ないし若い頃から「おれがおれが」と前に出て行ってしゃべる性格ではないから、人と話さなくなると一気に世間から離れて行きそうな危うさがあります。とりあえず、歯は大切にしなければ、と思います。そして、世間の知人・友人の皆さん、用がなくてもどうかわたしに声をかけてください。
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