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タタタタタタタタタタ

舌の動きが衰えると2年後にフレイルに

口腔機能の衰えとフレイルとの関連が指摘される中、岡山大学大学院予防歯科学分野講師の竹内倫子氏らは、60歳以上の歯科受診患者を対象に解析を実施。その結果、舌の動きが衰えていた患者では2年後にフレイルになるリスクが高かったと、Int J Environ Res Public Health(2022; 19: 1145)に報告した。”(Medical Tribune 20220323日配信)

対象は岡山大学病院予防歯科部門を2017年11月〜21年1月に受診した60歳以上の自立歩行可能な患者97例(平均年齢71.9歳、男性34例、平均残存歯数20.8本、平均機能歯数26.4本)でこれを2年間追跡研究したものです。舌の機能をみるためにオーラルディアドコキネシス(ODK)という検査をするらしいのですが、これは「パ(唇の運動機能)」「タ(舌の前方の運動機能)」「カ(舌の後方の運動機能)」をそれぞれ5秒間発音してもらって1秒当たりの平均回数を評価するものだそうです。この中で「タ」の平均回数が減少するとフレイルになり易いというのです。

たしかに最近頓に滑舌が悪くなったわたしはパやカより明らかにタが云い辛い。タの発音に切れがなくなってきたからしゃべるコトバが流れてしまうのだということを今再認識しました。演劇部員だった学生時代の練習に使った発声練習をやり始めてみようかと思いつつちょっと面倒で恥ずかしかったから実行できずにいたのですが、この発声練習をして滑舌が良くなってタがたくさん云えるようになったら、全身の筋力が若返っていくと考えていいのでしょうかしら。
 

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