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諦めたらオワリ(2)

朝、出勤してロッカーに向かう廊下。朝は室内の電灯によって横の大きな窓ガラスが鏡のように反射してくれるので、自分の姿を鮮明に見ることができます。

自分の歩き姿を確認する絶好の機会なのだけれど、なかなか横を向いて自分の姿をみる勇気がありません。なぜなら、自分が自分の姿をチェックしている姿を後ろから来る他の職員さんに見られるかもしれないから。「あら、あの人、窓ガラスを鏡にしているわ」と悟られたくないから。一方で、うしろから来ている人から見える私の後ろ姿がどう見えているのかも気になるところ。「じいさんやなあ」とか思われてないだろうか、「かっこわるいなあ」とか笑われてないだろうか、と。朝のあの時間、異常に後ろの気配が気になる私なのであります。

別に良いんですけどね、どう思われようと。でも、「若作りの格好しているけれどそれなりに年寄りくさい。でも、年齢考えたらあんなものなんじゃないの」と思われるのが悔しいです。『年齢相応』という単語が今一番悔しくて癪に障る単語なのであります。

 

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