何のための体重管理?
今年の職員健診が無事に終わりました。まあ、今年はいつもの健康増進プログラムの”まめ太郎”配給を受けなかったために結局体重も腹囲もコントロールできないままの受診になってそれ相応の結果だったので、「無事」ではなく、ちょっと凹んではいます。
「先生は、ずっと続けて歩数計を付けて毎日体重量ったら絶対に管理できる人なのに、続けないのはもったいないですよ」と、毎年”まめ太郎”を返却するときに担当保健師さんから云われ、「こんなの3ヶ月間限定だから頑張れるのであって、いつまでも続けられはしないよ」と云い返してきたけれど、今年は歩数管理も毎日の体重測定もこっそりやったのですよ。でも結局は体重もお腹周りも元に戻ってしまったから、わたしの考えはまんざら間違いではなかったのだろうと思います。
でも、別に変に不摂生をしたわけではないし、目標としてきた生活習慣はほぼほぼできている(と思う)。その証拠にアディポネクチン(長生きホルモン)は年々上昇しています。そりゃ毎年するように、なかなか減らなければ腹筋運動を付け足すとか、腹が減ってきてもコーヒー飲んで乗り越えるとか、そんなストイックな付け足し行為はやらなかったけれど、それでも秋ぐらいまでは体型を保ててる。そうなると、ここへ来て増えてくる体重とお腹を今一度減らす目的意識が明らかに薄れてしっているのは確か。お腹周りを春のころの様に締まらせること(というより、そのためにストイックに生きてくこと)がこれからの自分の人生にどれほどの価値があるのだろうか。さてさて、これはかなり重大な上にとても厄介な命題です。「先生、今年は去年より太りましたね」・・・計測スタッフが気を遣いながら気の毒そうにそんなことを云う。去年まではそれがイヤでがんばってきた。でも、今年云われておけば、来年は今のレベルを維持するだけでOKになる。血圧以外の諸データが少しは悪くなったとしても治療を要するような特別な悪化ではないのだから、今年の結果がこれからの管理の基礎値になってしまえば来年からは心身ともに楽になる・・・それでいいんじゃないのかなーと思う今日この頃なのであります。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 病院倒産(2024.09.09)
- 咳が出るんです(2024.09.05)
- マスクの裏側(2024.09.04)
- 続・気合いは入れられるか(2024.09.03)
- 気合いは入れられるのか(2024.09.02)
コメント