咬み合わせと高血圧
<奥歯の噛み合わせが悪い高齢者は、高血圧リスクが1.7倍に上昇>
”奥歯の噛み合わせが悪く、食品を噛み砕く能力が低下している高齢者は、高血圧のリスクが1.7倍に上昇することが、兵庫医科大学などの調査で明らかになった。研究は、高齢者での高血圧と口腔機能との関連を食習慣から明らかにしたもの。「口の働きを良い状態に保つことが、高血圧に対しての予防的な役割をになっている可能性があります」と、研究者は述べている。”(保健指導リソースガイド2022年04月04日配信号)
兵庫医科大学、新潟大学、丹波篠山市の共同で兵庫県丹波篠山圏域在住高齢者を対象におこなっているコホート研修の結果なのだそうです。高血圧症治療中で最近若干コントロールが不良になってきているわたしは、こういう情報はとても気になるところ。でも、どうして咬み合わせが悪いと高血圧になるのか、そのメカニズムが今ひとつ理解できません。だから、「奥歯でよく噛むようにしたら高血圧は改善する」と云わしめる根拠もよくわからなかったのがちょっと残念です。「良く噛めないと噛まなくても済むような柔らかいものばかり食って、食物線維が少なめになることや味の濃いモノが多くなるのが原因」とするなら、食滅繊維をしっかり摂っているわたしにはあまり参考にならないことになります。
もっとも、「咬み合わせの悪い人は高血圧になりやすい」と云っているのであって、「高血圧の人は咬み合わせが悪くなりやすい」と云っているわけではありませんし、「高血圧の人は咬み合わせが悪い人が多い」と云っているのでもありません。となると、わたしはどうしたらいいのでしょう。歯医者さんで噛み合わせを確認してもらうべきなのかしら。
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