同級生?
昨日の月曜日。いつものように日帰りドック受診者の結果説明をしていました。
初老の男性。生年月日を見ればわたしと同い年。普通に結果説明をして、「なかなか生活変容のモチベーションが続かないですよね」という話をして、最後に唯一精密検査項目があることを説明。
「やっぱり、受診した方がいいですか」と彼。
「わたしたちの歳は妙齢だから、こういう項目はきちんと調べた方がいいと思いますよ。わたしの同級生もこの項目でがんになって亡くなった人が居たし、それを聞いて友人も検査受けて早期がんをみつけたりしたし・・・」
「分りました。受けましょう」
「ところで、ジャイさんは、わたしの高校の同級生ですよね」・・・終わって立ち上がるときに徐ろに彼が云いました。
「あ、やっぱりそうでしょ! 名前見て『あれ、この名前知っているぞ』と思ったんですよ。でも、ここは熊本だし(わたしの出身高校は県外)、マスクしているから顔全体が分らなかったから、自信なかったんですよ」
「大学出てから熊本に就職してそれからずっと熊本なんです」
「あぁ。そういうことなんですね」
思いがけない再会でした。わたしが個人情報で口にした同級生たちもすべて彼の同級生。もしや、この話をしたから彼もわたしが同級生だという確信を持ったのかしら。彼の精密検査が問題ないといいなと思います。
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