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朝タンパク

タンパク質で筋力維持、朝食に何を食べるのがベスト?

朝食でのタンパク質摂取量は、筋力を維持するために重要であることが示唆されているが、朝食で取るタンパク質の『質』による影響は不明なままである。そこで、国立長寿医療研究センター研究所フレイル研究部の木下 かほり氏、老化疫学研究部の大塚 礼氏らは、朝食時のタンパク質の質と筋力低下の発生率の関連について縦断的研究を行った。その結果、タンパク質の摂取量とは独立して、朝食のタンパク質の質が高いほど高齢者の筋力低下抑制に関連していることが示唆された。この結果はJournal of the American Medical Directors Association誌2022年1月7日号オンライン版に掲載された。”(Care Net 2022/04/13配信)

もはや”朝タンパク”は常識。”夜食うタンパク質を朝飯に回せ”も常識。朝タンパクが少ないとエネルギー源を筋肉からえぐり取って、動いても筋肉瘦せしてフレイルに落ち込んでいく危険性があるからですが、そのタンパク源について、質の高さが大事だというわけです。

朝食のタンパク質の質については、3日間の食事記録から計算したタンパク質消化性補正アミノ酸スコア(PDCAAS)を用いて評価を行った。PDCAASはスコアが高いほどタンパク質の質が高いことを示す。
朝食の食品群を比較すると、朝食PDCAASが高いグループほど、豆類、魚介類、牛乳・乳製品、卵を多く摂取しており、低いグループほど砂糖・甘味料、油脂類を多く摂取していた。
昼食、夕食、1日の総摂取量においてもPDCAASを解析したが、朝食のみが有意な関連を示した。

ちょっと、これ読んでもタンパクの質のことがよくわからなかったんですけど、砂糖・甘味料・油脂はそもそもタンパク質じゃないのだし、「質の悪いタンパク質」というのがどういうものなのか知りたかった気はします。赤身肉とか加工肉(ハム、ソーセージなど)や鶏肉とかでしょうか(いや、鶏肉ってことはないか)。

 

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