オンライン会議
先日、友人がスタジアムでのサッカー観戦中にスマホを使ってZoom会議をしていました。今はオンライン会議は当たり前になりました。リアル会議に戻りそうで完全には戻れず、学会や研究会もハイブリッド形式を取らざるを得ないのが現状ですが、会議については別に全員が仕事の都合を無理矢理つけて同じ会場に集まらなければならない理由は実は何もないのだということが、このコロナ禍の中ではっきりしてきたわけです。「いや、やっぱり直接顔をつきあわせて空気を共有するかしないかは大きいよ」と言い張るのは基本的に年寄りの方々の考え方。学会とかならともかく、少なくとも職場の会議ならオンラインでしてほしいと思っている人はかなり増えているのではないでしょうか。
たしかに、画面はZoomを見ながらまことしやかな自分の顔出ししているけれど、イヤホンは実はYoutubeだったり、NetflixやDAZNだったりに繋がっているなんて輩はいないわけではありますまいが、まあそれも現代社会の処世術なのかも知れません。コロナ前の時代でも、参加登録のために受付はしたものの中抜けしたり部屋にいるだけでずっと違うことをしていたりするけしからんヤツはたくさんいたことを知っています。かく云うわたしも今日は今(午後)からオンライン(ハイブリッド)研究会です。研究会の前には世話人会もあり、どちらも自宅のパソコンからオンラインで参加します。わたしの応援するサッカーチームの試合がもしも会議中にあったなら、間違いなくiPad のDAZN動画観戦を横に置きながら研究会に臨んでいるふりをするだろうなと思いながら、今週末は日曜の試合なのでそんな不謹慎な行動は取らずに済みますけれど。
オンラインであれリアルなフェイスtoフェイスであれ、参加する人間の人間性の現れ方は同じなんだぞ、と思うところではあります。ただ、自宅参加だとちょっと気持ちが緩むのはやむを得ませんかね。
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