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予防しても褒美がない

「わたしはかなり努力していると思うんですけど、どうしてよくならないんでしょう?」

人間ドックを毎年受けてくれている受診者の中にはこういう不満(不安)を訴える方が居ます。「そりゃ、やり方が拙いのよ」と云いたくなるような人も居ますが、多くはそうではありません。よくなるもならないも、そもそも、何も大して悪くないのだから、変化のしようがないんじゃないの?という感じ。でも、良い感じでやれているのに、その成果が形ででてきてくれないのはどうもやり甲斐がない。

病気予防のためにやっていることは、それが正しいから病気にならないのか、やってもやらなくても関係ないのかがわかりませんから、”成果”という褒美をモチベーションにしても「のれんに腕押し」「糠に釘」状態・・・何か楽しくないですよね。「良いことだと思うからそのまま続けてください」とは云うけれど、まあ悪くなりたくはないから続けるけれど、でも続けなくても同じなら別にやらないですよね、たぶん。

 

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