小市民
水曜日は紙ゴミの日です。朝、所定の場所にゴミを出しに行ってから、昨日の台風4号のために自宅玄関付近に吹き溜まった落ち葉を掃き集めました。出勤前なのであまり念入りにはできませんでしたが、まずまずスッキリときれいに掃き集めることができ、まるで何事もなかったかのような情景になりました。
いつものことですが、了見の狭いわたしはこういうときに必ず思うのです。「めちゃくちゃきれいになったと思うけれど、掃除前の状態を知らない人にとっては何も変わっていないとしか思わないんだろうな。むしろ道路の真ん中にちょっと掃き残した枯れ葉をみつけて、『ちゃんと掃除しろよな』とか思うかもしれない」と。本当に自分がセコい人間だなあと思います。別に自己満足のためにやっているのだからそれでいいじゃないか、とも。でも、自分のやったことが誰にも気づかれないのはちょっと悔しい。
今朝はたまたま隣のご主人も紙ゴミ出しに出てきたから、わたしの掃き掃除の姿を見てくれました。軽く会釈して通り過ぎましたから、少なくともこの人はわたしの所業を認識してくれただろうな、と思ってちょっと嬉しかった。
なんて小市民なのでありましょうか。
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