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よっこらしょ

「よいしょよいしょ、よっこらしょ」
毎朝、職場の階段を2階まで上るときに最後はこうかけ声をかけて上ります。最後の「よっこらしょっ」で2階のフロアに立ち上がって、「ふー」とため息をつきます。診察室のある4階まで1階の医局から階段を上るときも、最後の最後にはこのかけ声。

「よっこいしょっと」
朝のロッカールームで白衣に着替えた後、屈んで靴を履き替えたあとに立ち上がるときもこのかけ声。

「じいさんになったなあ」と情けなく思った時期もありますが、最近はこのかけ声こそが元気魂を体内から吐き出して気合いを入れる大事な行為だという考え方に変わりました。最後の一踏ん張り・・・これ、大事。まあ、若い人たちは一踏ん張りしなくても簡単に駆け上がるのだろうから、やはりじいさんのなせる技か。いやいや、若い子たちはすぐにエレベーターに乗ろうとするのだから、わたしの方が体力はあるのかもしれないぞ。

ちなみに、このコロナ禍の3年の間で日本人の心肺機能は著しく改善したのではないかと密かに思っています。だって、ずっとマスクをして行動しているのですから。マスクしながら階段を上るのは、ほとんど高地トレーニングしているようなものでしょ。人間ドックの結果説明ですらマスクが苦しくてつい一気にしゃべってしまって、気づけばひとりでまくし立てていたのではないかと気になることしきりなのです。

 

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