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塩をふりかける習慣

料理に塩をふりかける習慣は心疾患リスクを上昇させる

心疾患の発症リスクを下げたいならテーブルソルトを食卓に置かないようにする方が良いかもしれない。日頃から減塩を実践している人でも、料理に塩をふりかける習慣があると、心血管疾患(CVD)の発症リスクの上昇をまねく恐れのあることが、米テュレーン大学公衆衛生・熱帯医学部教授のLu Qi氏らの研究で示された。研究結果は、「Journal of the American College of Cardiology」12月6日号に掲載された。

「料理に醤油をかけると塩分が多くなるから、醤油は皿に垂らしてそれに料理をちょっと付けながら食べるのがよい」という提言を栄養士の先生方からうるさく云われてきたので、つい「塩はかけるより付け塩にした方がいいんじゃないの?」と云っているのと勘違いしました(理屈は一緒なのかもしれませんが)。もっとも、食材や料理に塩分を存分に使う歴史のある日本人にとっては、料理の味が薄いからといって食卓で醤油をかけることはあっても塩をかける人はあまり多くないのではないかという印象を持っていますが、いかがでしょうか。そもそも塩分をあまり取らない欧米人だからこそ、塩をかける人とかけない人との有意差が出たのであって、日本ではよほど意図的に料理自体から徹底して塩分を除かないと有意差は出ないのではないかと思います。むしろ、”料理に塩をふりかける習慣があまりない人の特徴としては、女性、白人、適正体重の人、飲酒量が適度で喫煙習慣がなく、身体活動量の多い人、つまり健康的な生活習慣の人であることが明らかになった。一方、料理に塩をふりかける習慣がある人には、社会経済的地位が低く、喫煙者の割合が高い傾向が認められた”という部分の方が効いているのではないでしょうか。ちょっと日本人の参考にはなるようでならない気がしています。

高血圧症で動脈硬化の血筋のわたしは甘い物より圧倒的に塩辛い物の方が好きですが、大人になってから料理に醤油をかける習慣がほとんどなくなった(ましてやわざわざ塩をかけるなんて想像すらできない)のであまりピンときていません。
 

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