生きがいの創造
”人生に明確な目的意識を持つことで、全死亡リスクを低下させられる可能性のあることが、1万3,000人以上の米国人を8年にわたって追跡した研究から明らかになった。この傾向は、男性よりも女性でやや強かったものの、性別や人種/民族による有意差は認められなかったという。米ボストン大学公衆衛生大学院の芝孝一郎氏らが実施したこの研究の詳細は、「Preventive Medicine」11月号に掲載された。”
”性的関心が薄れることは、健康や寿命に関係するのであろうか。山形大学の櫻田 香氏らの研究グループは、性的関心の欠如と全死因死亡率との関連性について、山形県における前向き観察研究を行った。この研究は、山形県内の40歳以上の被験者2万969人を対象に行ったもので、性的関心を持たなかった男性では、全死亡率およびがん死亡率が有意に上昇した。PLoS One誌2022年12月14日号の報告。”
新年早々から配信されてきた記事は、人生の積極性への提言でありましょう。どちらも、男性ホルモン(あるいは女性ホルモン)を活発に賦活させることが健康長寿の必須条件であることを伝えています。「面倒くさい」とか「まあ年令考えたらこんなもんやろ」と思い始めたときから老化が始まる、というのは真理なのです。でも、今から無理矢理人生の目標を作り出すのには無理があり、若いおねえちゃんの水着姿に興味はあっても”老いらくの恋”は簡単にはできますまい。
結局、「自然に任せるしかなかろう」と悟りながら枯れていくのでありましょうか。
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