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無くなっていくもの

四苦八苦しながらも土曜日のうちにe-Taxで確定申告を終え、納税の振替申請も日曜の朝にオンラインで申し込み、今年の確定申告はとりあえず完了。月末〆切の定期コラム原稿は先週の金曜のうちにすでに送信を終え、今やらなければならないマストのタスクはほぼ終わりました。しかもわたしがシーズンパスを購入してまで応援している地元のサッカーJリーグチームも連勝し、何も不満はない(というかご機嫌な)はずなのに何か気持ちがスッキリしません。三寒四温を経ながらも確実に春が近づいているというのに、なんだか心が重く、ちっともワクワクしない自分に戸惑っています。花粉症や寒暖差の影響などの体調面の不具合ではない気がします。おそらく、はっきりしない何かに対する漠然とした不安感・・・年老いるに従って悩まされる病気の問題(動脈硬化やコントロール不十分の血圧やあるいはきっと手術が必要になるであろう左母趾の爪陥入なども抱えてはいるけれど)に対する不安でもない。ここ1年くらいで沸々とわき上がってきつつある老後の不安が大きいのではないかと云う気がしています。

毎日、健康体の人間ドック受診者と対峙し診察し結果説明や相談受けをする立場の中で、「孫が小さいからもっと健康でいたい」とか「まだ事業を拡大したいから今倒れるわけにはいかない」とか、人生に対するきちんとした目的を持った人たちばかり目の当たりにすると、つい自分のこれからと対比してしまうのかもしれません。正直なところ、わたしの周りにこれから成長していくもの(成長を楽しみにできるもの)が何一つないことに気づいてしまったのです。子や孫が居ないというだけでなく、親戚縁者や周辺の友人も含めて、もはや『無くなっていくもの』しかない。仕事も家・財産も親も妻も兄弟も・・・そんなことに対する不安感にいつの間にか襲われて飲み込まれようとしている、そんな感情なのかと分析しています。

こういうのが『初老期うつ』というのかな?と思ったら、初老期は60歳前までなのだそうで、じゃあ『老年期うつ』かな?と思ったら、老年期は65歳からなのだそうです。まあほとんど老年期なのではありますが、まだかろうじてその隙間世代。対処のしようのない見えない敵に戦いを挑む気力が湧かないからうつなのでしょうから、この調子がずっと続くなら見栄を張らずに早々に専門家(まずは臨床心理士さん)に相談してみようと考えている今日この頃です。ただ、そのタイミングをどこにするか、決定的な何かがあるわけでもないので、自ら決断するタイミングは意外にむずかしいかもしれません。

 

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