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不規則睡眠と石灰化

動脈硬化リスクが上昇しやすい睡眠の取り方

CareNetで2023/03/13に配信されたこの記事。ここでも何度か書きましたが、わたしの冠動脈も大動脈も石灰化だらけで、いつ大きな合併症(心筋梗塞や動脈解離)が起きてもおかしくない状態なので、ちょっと気になって読ませてもらいました。わたしの中では、かつての喫煙と最近の高血圧以外にはリスクファクターはない気がしているからです。

米国・ヴァンダービルト大学のKelsie M. Full氏らは睡眠時間や就寝タイミングとアテローム性動脈硬化との関連性を調査し、45歳以上の場合に睡眠不足や不規則な睡眠であるとアテローム性動脈硬化の発症リスクを高めることを示唆した。Journal of the American Heart Association誌2023年2月21日号掲載の報告”というサマリー。もっとひとことで云うと、『睡眠時間の不規則性が大きい者は、冠動脈カルシウム負荷が高い』、そして不規則性の高い睡眠時間の人は、「現喫煙者の可能性が高い」「平均年収が低い」「勤務がシフト制もしくは無職の可能性が高い」「BMIが高い」傾向だったそうです。結局わたしの場合は、喫煙していたことと太っていたこと以上に救急医療にずっと従事していたことが発症リスクになった可能性がある、という結論でいいのでしょうか? まあ、今はタバコを止めているし、体重はしっかり痩せたし、不規則な仕事はしていないのだから、今さら何も修正することはできないという寂しい現実だけが残るということになるのでしょうけれど。
 

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