デュアルタスク
”歩きながら会話をするなど、「デュアルタスク(二重課題)」が難しくなっているのは、認知症が忍び寄っているというサインかもしれない。デュアルタスク下で歩行する能力の低下は、65歳以上の高齢者の認知機能の低下などに関連付けられることが多いが、実際には多くの人は、50代の半ばからその能力が低下しはじめていることが明らかになった。「50歳を過ぎた人は、"まだ若いから"と油断することなく、食事や運動、睡眠などの生活スタイルを見直し、脳機能を高めるために社会的な交流や知的な活動を意識して行うなど、対策が必要です」と、専門家は指摘している。”
保健指導リソースガイド2023年04月11日配信の記事です。普通、デュアルタスク(二つのことを同時進行で行う)の評価は「歩きながら暗算をする」などが有名で、これはなかなか大変な作業です。わたしもあまり自信がありません。でも、「歩きながら会話する」なんて日常生活で普通にしていませんか。うちも夫婦で散歩していたら必ず会話します。歩くのに夢中だから話してはいたけど何を話したか覚えていない、などということはまだありません。でもその自信が危ないのでしょうかね。”65歳を過ぎた高齢者が、デュアルタスクを行おうとすると、注意力が散漫になり、歩行のパフォーマンスが低下し、不安定になり、転倒のリスクが高まる場合もある”というのが微妙にわからないでもない。そういえば、最近、妻は何かの計算をしていたりスマホで文章を書いているときに横から話しかけると100%無視します。「話しかけるのはこれが終わってからにして」と叱られますが、最近は意図的にデュアルタスクを避けている感じで、ちょっと心配です。もっとも、ワンの散歩中いつも”ながらスマホ”している彼女です。”ながらスマホ”はデュアルタスクとして認められますか?
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