« ジョブ・クラフティング? | トップページ | 鍛錬の賜物 »

断続的断食

午前中だけ食べる断続的断食でカロリー制限より糖代謝が改善

 ”カロリー制限に比べて断続的断食の方が、糖代謝改善効果に優れている可能性を示唆するデータが報告された。アデレード大学(オーストラリア)のXiao Tong Teong氏らの研究によるもので、詳細は「Nature Medicine」に4月6日掲載された。断続的断食(time-restricted eating;TRE)は、カロリー計算が不要なため手軽で、減量効果に関する一定のエビデンスもあることなどから、近年人気の食事療法となっている。そして新たな研究から、2型糖尿病ハイリスク者の場合、摂食する時間帯を午前中に限定した断続的断食(intermittent fasting plus early time-restricted eating;iTRE)のメリットは、摂取エネルギー量を30%減らすカロリー制限(calorie restriction;CR)よりもメリットが大きい可能性が示された。

Care Net 2023/05/23配信号で、断続的断食は午前中だけ食べるのが糖尿病には有効だという研究報告を紹介していました。『オートファジー』とか『16時間断食』とかいうワードを最近耳にしたことはあるでしょう。『オートファジー』は古くなった細胞を自分で食って新しく蘇らせる仕組みのことで、飢餓状態になるとその機能が活性されることがわかって以降、この概念は広く普及しています。ただ、普通は16時間断食は”早めの夕食の後から翌日の昼食までの16時間”という考え方が一般的で、この論文のように”朝8時から12時までの間だけしか食べない”というやり方の方が効果が大きいと分かっていてもなかなかできるものではありますまい。特に糖代謝異常の方は食に対する執着も大きいし、夕方近くに低血糖症状を起こしてしまう人が少なくない中、実践するのは意外に大変かもしれません。本報告の中にも、『「多くの人は、家族や友人と共に夕食を楽しみたいと思うだろう。週のうち3日は812時しか食べることができないという生活を続けるのは困難なのではないか」との考え方を示している。同氏によると「1220時に摂食可とすることがTREの最も一般的なパターンであり、その時間帯であれば、人々は社交的な夕食にも参加可能になる」とのことだ。』という意見が書かれていましたが、これが正論のように思います。

以前ここに書いたことはありますが、わたしはもう15年以上、基本的に朝食は摂らないようにしていますから、前日の夕食から当日の昼食までほぼ16時間の断食が勝手に行われている形になっています。そんなわたしの感想としても、ずっと続けるなら夕食後の16時間断食の方が、午前中断食よりはるかに楽で、あまり”がんばってる感”を感じなくて済むように思います。

|

« ジョブ・クラフティング? | トップページ | 鍛錬の賜物 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ジョブ・クラフティング? | トップページ | 鍛錬の賜物 »