マスクの奥
新型コロナの5類移行以降、公の場でマスクを外す機会は格段に増えたものと思います。わたしは仕事柄、一般の方よりはマスクを外さないことも多々ありますが、多くの人もまだ人が集まるホールやショッピングセンターなどでは老若男女を問わず自主的にマスクを付けています。まあ、現時点での基本的なエチケットというところでしょうか。
そんな中、先日久しぶりに会った旧知の友人がちょっとした事でマスクを外したのですが、その口元を見てギョッとしました。「こんな年寄りだったっけ?」と。また、先日外勤先でいつもお会いしている保健師さんがちょうど昼食を取っておられたので久しぶりにマスクを取った顔を拝見しましたが、「あれ、こんなに口元にシワがあったっけ?」とついそんな失礼なことを思って二度見してしまいました。
マスク越しの3年間は意外に長かったことを痛感します。日ごろからマスクを外して会っている自分の家族や親しい友人ではそれほどのギャップを感じることはありません。あるいは若い世代の人でもおそらくマスクの下の顔は3年前とさほど変わってはいないでしょう。でも、ある程度の年齢以上の人たちは、思っている以上に歳を取ってしまっています。自分が頭の中にインプットしている顔の表情が、3年前からアップデートされていないのです。多分、わたしの顔も久しぶりに会う人が見たら思いの外に爺さんになっているのかもしれません。時間は罪作りです。だからわたしは意図的にSNSでノーマスクの笑い顔の写真をアップするようにしてきましたが、そういえば最近は自分の写真をあまり撮っていないことに気づきました。ちょっと止まってしまっていた時計を早回しして現実に合わせ直しておかないといけませんね。
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