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時間栄養学の観点から

食事スタイルを「朝型」にして肥満・メタボを予防 朝食を午前8時までに食べると代謝が改善 夜遅くのドカ食いはなぜ悪い?

 ”食事のタイミングを1日のなるべく早い時間帯に変えて、食事スタイルを「朝型」にすると、肥満や糖尿病のリスクを軽減できることが、さまざまな研究で示されている。逆に、夜遅い時間帯に食べると、体重の増加や脂肪の代謝の低下が起こりやすくなる。高カロリーの食品を食べるのを、昼間に集中するように調整し、朝食を食べはじめる時間を午前8時30分より前にすると、体の代謝が良くなるという研究も発表されている”(保健指導リソースガイド2023年06月26日配信)

『米ニューヨーク大学ランゴン医療センターによる新しい研究で、食事のタイミングを1日のなるべく早い時間帯に移すことで、体重増加や糖尿病のリスクを軽減できることが示された』というものです。要するに、「夜食うものを朝に回せ」という時間栄養学の基本を裏付けたデータが並べられたということのようです。

・炭水化物(糖質)の多い食品やカロリーの高い食品を昼間の明るい時間帯に集中するようにして食べると、代謝が良くなる。夜遅くにたくさん食べるとエネルギーの多くが脂肪として体に蓄積されやすい
・食事を遅い時間帯にすると、体重・インスリン・コレステロールの値がそれぞれ上昇し、脂肪代謝が悪くなる
・夜型の食事スタイルにより食欲ホルモンであるグレリンの値にも悪影響をもたらして食べすぎになりやすい
・夜遅くに食事をすると食欲が亢進しやすく、睡眠時間が短くなりやすい
・1日の早い時間に朝食を食べる食事スタイルをもつ人は、血糖値が低く、インスリン抵抗性も低い傾向がみられました
・「体内時計」は、朝起きて食べることでリセットされる。朝食は遅くても起床後1時間以内にとることを勧めている。

などなど。ま、わたしが朝飯を食わないのは別に遅くに夕食をたくさん食うからではありませんので若干参考にはなりませんが、やはり「夜食うものはできるだけ朝に回せ」をこれからも云って回ることにいたしましょう。

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