« 大暑 | トップページ | いつもと同じ、と云っていられないかも? »

断捨離行が思いのほかスッキリしない件

掃除嫌いというか片付け下手の妻が、先日タンスや引き出しの中にあった古いユニクロ服や下着類を全部捨てるという荒技に打って出ました。実質着ないで何年も経つ服や下着は絶対に着ない(たぶん着たくなったら新しいものを買う)からさっさと捨てればいいと思うのだけれど、洋裁を生業にしている母親に育てられているので衣類を捨てることがなかなかできなかった様子。だから、今回の思い切った断捨離にはとても驚きました。わたしは「もったいないお化け」の祖母に育てられた割には使わないと判断したら処分するまでに時間はかかりません。新しいのを買ったら必ず入れ替わりに一番古いものを捨てますから断捨離は日常茶飯事です。それが、妻はクリエーター、わたしはスイーパーと云い切る所以でもあります。

ほんの数週間前には「突然冷凍庫が壊れた!」騒ぎがあり、貰いはしたけれど食べられない(アレルギーなどで)食材や食べたくない(好きではない)食材なのに貰い物だから捨てられないと云って、そんな瓶や缶で埋まっていた冷蔵庫・冷凍庫の断捨離行を行なったばかり。「物が詰まりすぎて冷やす機能が麻痺したのだ」という大義名分が生じたので一気に廃棄。異常にスッキリした庫内をみて満足げな妻ではありましたが、部屋でも物でもスペースがあれば何かを詰め込まないと落ち着かない義母の性格を引き継いで生きてきた妻だから、再びもので一杯になるのは時間の問題かも?という懸念はあります。それでも、これだけの大掃除は年末でも行わないレベル。それは熊本地震で出た不要廃棄物に近い量でした。

それを見ながら、そろそろ次の週末にはわたしも捨てられるものを全部捨てたい!とムズムズしてきているところ。今までなかなか踏み出せなかった書棚の整理も今こそ始める時なのかもと思います。単行本や文庫本はムリでも雑誌は行けるんじゃないか、と。でも本当は単行本文庫本を古本屋に持って行くくらいじゃないと断捨離にはならないのかもしれませんが。とにかく行動に移したい。きっととてもスッキリするだろうな。もう少し涼しくなったら車庫の奥にある納戸も整理したい。きっと要らないものだらけなんだから。

そんな湧き立つ思いの一方で、実は何か寂しいものも感じてしまうわけです。断捨離は今までの人生の積み重ねの切り捨てでもあります。「さあ、今までのものを全部切り捨てて、今から新しい人生を始めるんだ!」と意気揚々と前途あるこれからに期待する歳でもありません。切り捨てて綺麗にサッパリすることなのにどこか気持ちがスッキリしないのは、きっとそんな裏寂しさと「良いのかなあ、こんなのまで捨ててしまっても」という不安感とが相まって生まれてきている感情なのかもしれません。まあ、それでも敢行しますけどね。

 

|

« 大暑 | トップページ | いつもと同じ、と云っていられないかも? »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 大暑 | トップページ | いつもと同じ、と云っていられないかも? »