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認知機能と運動vs睡眠

認知機能維持に重要なのは?運動vs.睡眠

身体活動と睡眠はともに認知機能低下や認知症の重要なリスク因子であるが、それらがどのように相互に作用しているかは十分に検討されていない。そこで、英国・University College LondonのMikaela Bloomberg氏らが、身体活動と睡眠時間の組み合わせと10年間の認知機能の推移の関連を調査した結果、高頻度・高強度の運動を行っていても、睡眠時間が短い場合では認知機能の低下が速かったことを明らかにした。The Lancet Healthy Longevity誌2023年7月号の報告”(ケアネット2023/08/03配信)

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認知機能を維持させる(低下を抑える)には運動が必須だということは以前から認識されていますが、長期間の認知機能を維持させるためには運動だけではダメだ!と言う研究結果が報告されたわけです。

 「高頻度・高強度の身体活動を行っていても、短い睡眠による急速な認知機能低下を改善するには不十分であった。身体活動への介入では、長期的な認知機能の維持のために睡眠習慣も考慮する必要がある

生活習慣病は”睡眠”で語られる時代です。睡眠の量と質を維持させることを疎かにして健康は得られないということを、世のショートスリーパーの方々は心に留めていただきたいものだと思っています。夜中の24時間フィットネスジムの利用で健常を得るなんてことはあり得ないと思っているわたしですが、わたしから云わせれば、「夜に運動するくらいならその時間に質の良い睡眠を得ることを考えた方が健康的」ではありませんでしょうか。

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