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未確認物体

夏の風物詩である恐怖体験話は今でもテレビ番組でこの時期になるとやっているのですね。もっとも、テレビ離れしている若者が見るのかどうかは知りませんが、かえって彼らが目にするSNSやYouTubeの様な配信動画の方がはるかに怖いものが多いのかもしれません。

ああいう番組を見ていると、最終的に「この怪奇現象は本物か?」「未確認飛行物体(UFO)に見えるのは本当にUFOか?」などという謎解きに向かって行って、どこぞの科学者さんとやらが「これは科学的に同じ現象を再現できるから、偽物だ!」と鼻で笑いながら怪奇現象や未確認物体らしき写真を否定することで終わるのが常です。

以前はそういう風景を見ながら、「そういうものかな」と納得していたのですが、よく考えたらそれどこかおかしくないですか? 『Aという現象をBで説明できるから、Aは間違いである』という理論になります。これは裏返せば『Bという理論はAでも説明できるのだから、必ずしもこれはBとは限らない』ということにどうしてならないのでしょう? 結局、『科学が正義』だからなのでしょうか。世にいう『怪奇現象』や『未確認物体』は得体の知れないものとして世間を不安に陥れるけしからんものだから、それが「怪奇でもなんでもない、理不尽でも何でもない」ということを証明してあげた。だからもう安心しても大丈夫だよ!という『疑心暗鬼性悪説』からくる正義の味方的発想の理論なのでしょう。

でも、怪奇現象のことはまあそれでいい(というか、否定されてもされなくても特に困ることはほとんどないから)かも知れないけれど、その他の森羅万象のことをこの理屈で進めて行っていいものなのか?と思うわけです。『真理は常に一つ』とは限らないわけで、なんでも疑ってかかるのはいいけれど、「自分で定めた基準のなるものだけが正しい」と思い込まない方がいいのではないかと思うことが世の中には時々存在しているものです。「自分の知らないこと、自分が理解できないことは、間違いだ」という理論で生きている『文化人』さんが意外に多いのであります。

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