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新しい運動法?

わずか5分の運動でも「がんリスク」を32%減少 無理なく続けられる「新しい運動法」を開発

わずか1日に5分の、少し息が上がるくらいの活発な運動や身体活動を行うだけで、がんの発症リスクを最大で32%減少できることが明らかになった。保健指導などで勧められている体系化された運動を実行するのが難しいと感じていたり、魅力的ではないと思っている人でも、取り組みやすく、続けやすい運動法が求められている。
わずか1日に5分くらいの、少し息が上がるくらいの活発な運動や身体活動を行うだけで、がんの発症リスクを最大で32%減少できることが、オーストラリアのシドニー大学などの研究で明らかになった。

つまり、『1日にわずか4~5分間の活発で断続的な運動や身体活動であっても、何もしていない人に比べ、がんの発症リスクは大幅に低下することが示された』ということ。『自ら意識的に運動する』という動作が少しでもあれば、がんに罹る危険性が1/3減るということですね。いつもこの手の研究で思うことは、はたして「運動嫌いな人たち」にとっての5分の運動って、習慣にできるほど簡単なものなのでしょうか。運動強度は決して強くはないのだから「だれでもできるさ」と、日頃から体を動かしている人は簡単に思うのですが・・・。ここに例で並べてある事例
▼家事をしっかりと行う
▼食料品店で重い買い物を運ぶ
▼ウォーキングはなるべく速歩で行う
▼なるべく車を使わず徒歩で用事を済ます
▼子供たちと体を使った遊びをする

どうですか、そもそも如何に動かないで楽に生きるか考えている(別に意図的にではないにしろ)人にとって、「子どもたちと遊ぶ」という項目以外はかなり荷が重いのではないですか。まあ、それくらいの意識変革がないとがん予防はできないということでしょうか。それだけ重大な意識改革を行った結果として、がん発症予防が30%くらい。これを多いと考えるか少ないと考えるか・・・行動変容をもたらすにはちょっと微妙かもしれません。
 

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