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運動アプリ

「運動アプリ」がメンタルヘルスも改善 スマホアプリの導入は運動指導で障壁の低い介入に

 ”運動アプリを利用した自宅ででる簡単なトレーニングにより、ストレスやうつ症状が減ることが、医療従事者や専門職を対象とした12週間の試験で示された。
 新型コロナのパンデミックにより、医療従事者は過去3年間に、非常に困難な状況におかれ、メンタルヘルスの大幅な低下が報告されている。スマホなどの運動アプリは、世界的に増えているうつ病などのメンタルヘルス危機に対策するための効果的な主要なツールになる可能性がある。

うつ状態のわたしですから、なにか解決できるものがあるならなんでもチャレンジしてみたいと思っていますが、そんな折、こんな記事が目にとまりました。新型コロナに対応した平均年齢41.0歳の288人の医療従事者を対象に、12週間のアプリベースの運動介入(「Down Dog」と呼ばれる無料の家庭用運動アプリを使用して自重インターバルトレーニング、ヨガ、ウォーキング、ランニングなど、20分間で1セットの運動に週に4回(週に80分)チャレンジするもの)をして、医療従事者のうつ症状、燃え尽き症候群(burnout)、欠勤をどの程度軽減できるかを検討したものです。結論から云えば、有意にうつ状態の改善がなされたのだそうで、有効な手段だと結論づけていました。

コロナ禍で自粛期間が長かったころ、SNSや動画配信サイトに運動に関わる多くの動画が無料で配信され、それによって運動不足が解消できたと話題になりました。そしてその後、無料配信動画は健康増進の大きな武器になって今でも進化し続けています。今回の介入試験のオチは、”試験終了までに定期的にアプリを使用していた参加者はわずか33人(23%)だった”というところではないかと思いました。一人で始めてそのまま続けるのは面倒くさいものです。自分でアプリを立ち上げて自分だけで黙々と運動をすること自体が面倒くさいし、やっていることがちゃんとできているかもわからない一方通行の手段だし。現在、妻がヨガ教室をオンラインで続けています。オンラインなのできちんと型ができているのかどうかは微妙ですが、少なくとも一方通行ではないし、参加の有無がきちんと把握されるので、すぐに飽きてしまう妻が意外にきちんと続けているのに感心しているところです。

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