しょうがないと思うこと
何だか急に、現実の自分の心身の衰えに対して抗う気持ちが失せてきていることに気づき始めました。
左頬のシミが以前より大きくくっきりしてきました。いわゆる“老人シミ”てやつです。年寄りに見られるからイヤやなぁと肌のケアに気を付けていたけれどもうどうでも良くなってきました。「皮膚科で外科的処置をしない限り薄くはならないわ」と悟りましたから。最近妙に頭が痒いなぁと思って掻いていたらどうもハゲていってる証だったと悟りましたし、顔が妙に痒いなぁと思ったらどうも新しいシミができている証のようだし、これは気にしていても埒があかない。
最近速記ができなくなってきました。学会講演の内容を急いでメモしようとするのだけれど全く追いつかない。記銘力が落ちて今聞いたことを覚えられないのもあればすぐに文字が浮かばなくなったのもあるのでしょう。それでも大急ぎで書き留められる分だけは書くようにしています。けれど、書いた文字を後で読み直そうとするとそもそも書いた文字が読解不能で、昔は前後関係で何とか想像できていたけれど、それも全く無理な単語(日本語の文字とは思えない悪筆)も少ない今日この頃。そりゃ、何でもかんでもスマホで写真に撮ってしまう習慣がこんなことを招く誘因にはなったのでしょうが、やっぱりこれも年齢的衰えであることは否めますまい。
はいはい、こんなグチはここにも何度も書いてきましたとも。ただ、今回の大きな変化はこれをグチで終わらせてしまっているところ。「こんなことではいけない。今、ここで抗う強い気持ちを持って生きていくことこそがアンチエイジングなのだから。負けてなるものか!」という内容で締めくくっていたはずです。どうもその気持ちがなくなっちゃったみたい。これもまた現実だから、ちゃんと書き留めておきましょう。
| 固定リンク
コメント