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高齢ドライバー

高齢運転者の事故リスクは若年者より低い

高齢運転者には運転免許更新時に高齢者講習と認知機能検査が義務付けられるとともに、免許返納が奨励されている。運転をやめれば事故を起こすリスクはなくなるが、移動手段が限られることで生活に支障を来し、健康を損なう恐れがある。そのため、高齢運転者対策は事故を起こすリスクと健康を損なうリスク双方に配慮しなければならない。筑波大学医学医療系教授の市川政雄氏らは全国で発生した交通事故のデータを基に、高齢運転者が事故を起こすリスクについて検討。事故リスクは中年期以降、高齢になるにつれて高くなるが、若年運転者と比べると低いことが分かったとJ Epidemiol(2023年10月7日オンライン版)に報告した。”(Medical tribune2023年10月23日配信)

最近も歩行者の中に突っ込む自動車事故があちこちで報じられていますが、どれも高齢者というより若年者が多いように見受けられます。なのにあまり運転者の年齢のことが報じられません。方やコンビニや病院に突っ込んだ車の運転者が高齢者だと「それみたことか」と云わんばかりに「これも高齢ドライバーでした」と括られます。おそらく、その方が視聴者が食いついてくれるからでしょうが、絶対に事故を起こすリスクは無謀運転や改造車運転している若年者の方が多いはずだと感じていました。ただ、「高齢ドライバーは事故を起こすと自分が大けがしたり死んだりする率が上がる」ということだけは確かのようです。最近”ヒヤリ・ハット”が運転中に多くなったと自覚しているわたしですのでそこのところがちょっと気になっています。それが不安だから若い時より慎重な運転をしているつもりですが、咄嗟の判断が衰えていることは否めないところで、歩行者に気づかなかったり対向車が向かってきたりする時に反応できないことがあるのは事実です。

これらの結果から市川氏らは「高齢運転者は自身が起こした事故で死亡するケースが多いものの、事故リスクは若年運転者と比べて低く、衝突相手の死傷リスクは他の年齢層と同等であることが示唆された。運転をやめることで健康を損なうリスクが生じうることを考えれば、過度に高齢運転者の免許返納を求めることは控えるべきかもしれない。運転継続のための支援と運転をやめた後のモビリティ支援をセットにした対策が必要」と提案している。

そうです。ここのところをマスコミも行政ももっともっと強調してほしい。
 

 

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