報道
最近、イスラエルとハマスの攻防戦が激化すると同時に、ロシアとウクライナの争いの報道が突然消えてきた気がしますが、気のせいですか? まるで新型コロナが猛威を振るっている間隠れていたインフルが突然増加したら途端にコロナが下火になったみたいな。でも、コロナとインフルの関係と違って、イスラエルハマスが激化したからといってロシアウクライナの戦争が下火になったわけではないと思います。アメリカがイスラエルに加担する関係でウクライナどころでなくなったというのは事実かもしれないけれど、だからと云って日本の報道が急にウクライナ情勢を報じなくなった理由がよくわかりません。視聴者の興味が一方しかなさそうだと云うことなのですか?
そう考えると、報道規制や報道操作はとても怖いことだと改めて思います。世界で何が起きていようとも、何も報道しなければ平和そのものということになります。世論にしたって、与えられた情報を元に良いの悪いの云うわけですから、元々与えられた情報が本当に真実なのかということに掛かっていることになります。隣国某国や戦地の国々で政府が堂々と情報操作をしていることを知っています。そのために国民は真実を知らされずに騙されていて可哀想に!と思っていましたが、私たちにしたって自分の生活が事実の情報だけで成り立っているのかどうか、本当はわからないのかもしれません。それだから、かえってウイルスや汚染物質などのフェイクニュースもまたまことしやかに広がってしまう背景が、何も疑わない日本人には十分備わっているともいえましょう。
先日起きたフィリピンミンダナオ沖の大地震はいまだに強い余震が続いている様なのに、その翌日に起きたインドネシアの火山噴火とともにあまりニュースで報じられないのはどうしてでしょうか。あんなデカい地震や噴火なのに人的被害が本当に少なかったのでしょうか。これまた真実はよくわかりません。政治資金の裏金がどうだとか、大谷翔平がどこに行きそうだとか、そう云うウワサは何が真実で何がウソでも大した問題ではないように思いますが、連日鬱陶しいくらいに報道されます。ほとんどテレビニュースは週刊誌の三文記事と同じ扱い。
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