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2024年2月

大殿筋

ここ数週間(特にここ10日間くらい)、わたしを悩ませ続けているのは右尻の痛みです。お尻の穴のちょっと右側、脚の付け根の付近。大殿筋辺りの筋肉痛だと思うけれど、たぶん原因は筋肉直接ではないと思う。座っていたり車の運転をした折して立ち上がった後にその痛みは出現します。それはもう、肉離れでも起こしたのではないかと思うような痛みで、足が上がりません。ここ(大殿筋)を痛めると足が上げられないのだということ、理屈では知っていましたがそれを実体験しています。たしかに歳を取って大殿筋が衰えると、何というわけでもない場所で蹴躓く事が増えますが、その理由がよくわかりました。

で、この痛み、痛くないときは全く痛くない。座っているときに痛みやしびれがあるわけでもない。同じ姿勢をとったら必ず起きる症状でもなく、どうもないときは本当に全くどうもないのです。ここ数日は割と調子が良いのでつい忘れてしまいそう。でもやっぱり通勤のために運転して職場の駐車場から降りると痛いものは痛いし、足が上がりにくいのはたしか。たぶん、腰か股関節に原因があるに違いないと思って、ネットで調べた股関節のストレッチ3Dジグリングとやらを頑張ってやってみています。何が原因で何が対処法として正解なのかはわかりません(整形外科や整骨院に行く気は今のところないので)が、このまま悪化さえしなければ、想定の範囲内という括りでなんとかしようと思っている次第です。

 

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フレイルの予防

フレイル、「やせが多い」「タンパク質摂取が重要」は誤解?

"2024年1月26日(腸内フローラの日)に、青森県りんご対策協議会が「いま注目の“健康・長寿”における食と腸内細菌の役割 腸内細菌叢におけるりんごの生体調節機能に関する研究報告」と題したイベントを開催した。そのなかで、内藤 裕二氏(京都府立医科大学大学院 医学研究科 教授)が「京丹後長寿研究から見えてきたフレイルの現状~食と腸内細菌の役割~」をテーマに、日本有数の長寿地域とされる京丹後市で実施している京丹後長寿コホート研究から得られた最新知見を紹介した。"(Care Net 2024/02/08配信)

フレイルのリスク因子は「代謝」(糖尿病や高血圧症、がんの既往歴、肥満など)、「睡眠」(睡眠時間ではなく睡眠の質)、「運動」(日常的な身体活動度の低さ)、「環境」(食事、薬剤、居住地など)の4つが重要なのだそうです。「京丹後市のフレイルの人にはやせている人はほとんどいなかった」・・・フレイルのリスクは『やせ』ではなく『肥満』だ というのは、なかなか興味深い話でした。また、フレイルと非フレイルを比較した結果では、フレイル群はカリウムやマグネシウム、ビタミンB群、食物繊維の摂取が少なく、食物繊維を多く含む食品の中で非緑黄色野菜や豆類の摂取が少なかったそうです。
「りんごにはペクチンが多く含まれており、フレイル群で不足していたカリウムやマグネシウムも多く含まれているので、フレイル予防に役立つのではないか」”
”高齢者の高タンパク質食は、サルコペニアの発症予防にならないどころか発症のリスクとなっているという報告もあり、単純にタンパク質を多く摂取すればよいわけではない

など、示唆に富む結果が示されていました。「世界保健機関(WHO)の基準では、10歳以上の男女は天然由来の食物繊維を25g/日摂取することが推奨されている」のに対して、「現在の日本人の食事摂取基準では成人男性(18~64歳)は21g/日以上、15~64歳の女性は18g/日以上が摂取目標値」・・・つまり”「日本が世界基準に遅れをとっていることを認識してほしい」”ということも留意すべきなのでしょう。

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六白金星

<六白金星生まれの方> 前半50点 後半65点

本年は本命星が東北の『変化宮』に入り、俗に言う表鬼門となり、運気自体に前進の気と後退の気が交錯した『衰運年』となります。運勢的には変化運の年で、変化変動の生じやすい、また求めたくなる不安定な年です。『艮(※)』には、物事の始めと終わりの意味があり、節目を示しています。今まで順調に来た人には警戒年と考え、不運続きの人には起死回生の年と考えることです。安全と危険、幸と不幸の両エネルギーが紙一重の差で同居している状態が本年の特徴で、歯車が順調に嚙み合わず頭痛の種が続き、解決の糸口が容易に見いだせない年になりそうです。男女の関係は特に慎重を要します。

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先日の初午の日、街中の稲荷神社を参拝し、そこで掲示されていた六白金星の今年の運勢を書き写してみました。そう、今年のわたしの運気はこんなどっちつかずなのです。昨年末に不幸なことが続いたから今年初めに起死回生あるかなと思ったけど、今のところは大きな波は起きておりません。「2月は運気が良い」とあったけどこれも何事もないままに終わろうとしております。3月で定年なのだから"変化変動”もさもありなんの年ですし、運気的にはあまり目立たない程度にじっとしておくのが良いのでしょう。私がSNSに投稿したら、それを読んだ友人が、「いいねえ。後半には15ポイントも運気が上がるやん(50点→65点)!」とコメントしてくれました。こういう年は、こんなポジティブ思考が重要なのかもしれません。

『艮』(うしとら)

 

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おかず 

今週初めに妻が韓国旅行に行って、数日間、愛犬と留守番をしました。朝は慣れない弁当作りに励み、夜も半合のご飯を炊いておかずを適当に見繕う。まあ、そもそも料理なんてする人間ではないので、本当にいい加減な料理。

で、そのおかず(1日目は冷や奴とちくわとツナ、何も調理なんてしていません)でご飯を食べたのですが、このとき気付きました。わたしは、ご飯をおいしく食べるためにおかずがある・・・つまりご飯がおいしければおかずは何でも良い、ということ。夕食ではご飯を食べないことも多いですが、そのときはおいしくお酒を飲むためにおかず(アテ)がある・・・おいしく酒が飲めればアテはなんでもいい。

それが分ったからなんだというわけではないのですが。

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ジイさん肌

一ヶ月前に散髪屋さんに行ったとき、鏡に映る自分の姿、とくに首筋のシワが見るからに”ジイさん肌”で衝撃を受けました。顔に大きなシミやホクロが増えてきていることは心得ていましたし、白髪頭が進んで隙間から見える地肌の面積が増えてきていることなども自覚していました。でも、首のシワがこんなにひどいとは認識しておりません(肌荒れしているとは思っていたけれどそれが老化のシワだったなんて)で、鏡を前にアタマを前後左右に動かしてみて皮膚を伸ばしてみたりなんかするのだけれど、まったく変化がみられません。やっぱり”ジイさん肌”は”ジイさん肌”でした。
ショックを受けて、妻が買って来て日頃使っているナノバブルなるシャワーヘッドも使わせてもらい、風呂から上がったら彼女の使う化粧水やオイルなど丹念に塗らせてもらている今日この頃です。ま、少なくとも今のところ大した効果はうかがえませんが。

そんなことをブログでぼやいてしまったためか最近定期的にSNSに肌荒れ予防の男性向け化粧品(ヴァロン)のCMがえげつなく送られてきます。テレビCMでも流れていてちょっと興味があったのだけれど、ここまでしつこく追い回されると何か嫌気がさしてきてしまいました。それでも、やはりこれからは見た目が大事。某お笑い芸人さんも云っていたように「面白さよりまず見た目」・・・ジイさん肌が過ぎると、わたしが何を話していても相手はわたしの首筋を見て「わあ、肌が萎れている」とそっちばかり気になるやもしれません。何とかしたいものですね。とりあえず今の地道な努力を続けてみましょうか。仕事中のマスクでカモフラージュしている両ほほのシミも、マスク外すようになったら目立つだろうから、妻が云うように近くの美容外科でシミ取りしてもらおうか、と真面目に思案しております。

 

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まだ若い?

うちの職場の職員健診がまだまだ続いています。むかしから知っている検査技師さんや看護師さんや事務員さん、他の一般の受診者さんに混じって毎日数人ずつ受診してきます。

「あら、○○くんもいつの間にか45歳か。でもまあ、まだまだ若いなぁ」

そんな独り言を云いながらレントゲン写真や心電図検査などの読影をするのが常。

「えーそんなことないですよ。もう年寄りも年寄り。イヤになりますよ」
「何云ってんのよ。『年取った』ていうのはボクみたいなのを云うんだよ。45歳なんてまだまだ全然若い!」
「先生の歳と比べたらそうかもしれないけど、もう10年前と比べたらジイサンですよ、やっぱり」

直接話してもいないのに、アタマの中で勝手に彼と会話してしまったりします。職場の看護師さんも、
「彼女は35歳になるのね。若いなぁ」
「何云ってるんですか。もう35歳だなんて、信じられないわ」と妄想会話。

そんなことを思いながら、自分の20年前、30年前を思い出します。そうです。「もうこんな歳になりましたよ。一気に年取ったのを実感しますね」とグチったときに、「キミがそんなこと云ってたら、ボクはどうなるのよ。キミなんて全然若いじゃない!」などと当時の上司が云っていました。

今の自分の姿は、人生の中ではいつも”史上最高の年寄り”。若い頃と比べたときの自分の老化に凹み、それでも抗(あらが)うのが世の常です。「今の年齢の10年後、20年後はもっともっと年寄りなんだよ」なんて云われても全然興味はないでしょう。今の自分が基準にしているのはあくまでも過去の自分なのですから。

 

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セルフレジ

最近、わたしが住んでいるような地方都市でも至る所でセルフレジが横行し始めました。コンビニや若者が集まる量販店や100円ショップやあるいはユニクロなどだけでなく、地域のご老人たちが生活必需品を買いに毎日やってくる地域のスーパーやドラッグストアまで、どんどんセルフレジ化していっています。

日頃からあまりキャッシュレス決済をしないわたしは、セルフレジを極力避けていましたがどうもそうもいかず、セルフレジにも挑戦せざるを得なくなってきました。もちろんセルフレジにも、商品のバーコード読みから支払いまで全てがセルフのレジもあればレジ打ちだけは店員さんがしてくれるところもありますので、アナログ人間のわたしは可能な限り後者のレジを選んではいます。ただ、戸惑うのは、どのセルフレジもまったく同じ仕様ではなくてお店によって若干違っていることです。マイナ保険証の読み取り機もそうですが、見たことない仕様だとすぐにアタフタしてしまう世代なのです。そして何よりも困るのは「老眼鏡をかけないと小さな字が見えない」という足枷。若い子には見えても年寄りには見えない字・・・わたしは日頃コンタクトレンズだから近くが全く見えず、レンズ装着した眼の上から老眼鏡をかけて日常の仕事をこなしております。だから、最近は持ち歩く小さなサコッシュの中にかさばらないように老眼鏡をいつも忍ばせなければなりません。そして、レジの近くに来たら徐に老眼鏡を取り出すという作業。この煩わしさは、当事者でなければわかりますまい。セルフレジでなければこんな煩わしさ経験しなくて良かったのに・・・そのうち利用者が高齢者ばかりになったらもう少し使いやすいセルフレジに代わっていくのでしょうかね。将来は、どこぞの量販店の様に個別でかざさなくても勝手に計算してくれたり、買い物かごに物を入れるだけで勝手にキャッシュレス決済されてしまってレジ精算不要という形に大多数の店が変わってしまうのかもしれません。

でもこんな一般店のセルフレジシステムよりも、世の無人販売店の窃盗事件の方に何か公的対策をしてあげてほしいもの。セルフレジの究極は無人販売なのですから。人間の良心に頼る商売の仕方はもはや日本でも通用しない時代になってしまったということで、寂しい限りです。一方で、レジ打ちの仕事がどんどんなくなりますが、パートの主婦の皆さんの選択肢がなくなっているのではないかという懸念も・・・その節約分、商品の価格にはちゃんと反映させてくれているのでしょうかね?
 

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有酸素運動と勃起機能

有酸素運動で勃起機能が改善

 ”サウジアラビア・King Faisal UniversityのAbdullah Almuqahwi氏らは、成人男女における身体活動と性機能との関連をランダム化比較試験(RCT)12件のシステマチックレビューで検証。その結果、男性ではウォーキングなどの有酸素運動が勃起機能を改善することが示されたが、女性ではデータが少なく身体活動と性機能との関連が明確でなかったとCureus(2024; 15: e51307)に発表した”(Medical Tribune2024年02月09日 配信)

自宅でウォーキング(中等度の強度の有酸素運動)を行った男性群では、介入開始から30日後に標準治療群と比べて勃起不全が71%有意に減少していた(Am J Cardiol 2015; 115: 571-575)
「有酸素運動は男性の勃起機能の改善に有効な非薬物的介入であることが示された。今回の結果は、勃起機能の改善を目的とする身体活動を中心とした介入についての、エビデンスに基づくガイドラインを作成する必要性を強調するものだ」と結論

メカニズムのことを書いてあるわけでもないので、あまり付け足すことはありません。実行して何の損もない”治療”ですから、勃起のことで悩んでいる人もそうでない人も、こぞって歩きましょう!

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行動にうつせるか

今年になって明らかに体重が増えてきました。特にここのところ連休続きで、家にいるとついつい「何かないか」とお菓子を探し回り、「貧乏だから」と節約していたビール類も個人年金がまとまって入ったせいでちょっと気が大きくなってつい何缶も煽ってしまう今日この頃。だから、「さもありなん」の結果です。先週末におそるおそる職場の体重計に載ってみたら、一ヶ月前より2キロ弱増えていました。たしか、ちょうど1年前、大腸ポリープを切除するためにその前後1ヶ月くらい(特に術後2週間は徹底して)アルコールを止めさせられ、低残渣食ばかり食わされて体重が3キロ以上減りました。体重だけで云うならあの手術前の体重と同じか少し少ない程度に戻ったことになります。

「なんだ、前に戻っただけか」と思ってしまうと元も子もありません。逆にまた低残渣食とアルコール制限すればすぐに減量できる可能性が高いというのも事実。さあ、どうするか。

「人はこうなった原因の究明はきちんとできます。どうすればいいかという分析も完璧にできます。あとは実行するかどうか、ただそれだけのことです」・・・わたしがいつも偉そうに人間ドック受診者の皆さんに云っていることです。やりさえすればきっとすぐに結果が出るのは間違いありません。やることは大したことではない。あとは、「何のためにそんなことをするのか」というモチベーションだけ。さあ、どうする、自分?

 

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パッチ

パッチは朝鮮語の「パジ」(ズボン状の衣服)に由来するそうですが、まあ要するにさるまた、股引、ステテコ、ズボン下と同じ。

最近、ちょっと驚いているのは、朝の職場のロッカールームで周りの先生方が皆パッチを穿いているのに気づいたこと。そりゃ、わたしみたいな年寄りが寒いからパッチを穿くのはわかるけど、それでも週末の休みの日じゃない限り、わたしでも仕事に行くのにパッチなんか穿きません。でも、まだまだ若い先生方が普通にパッチを穿いてるのを見て、「今はそれが普通なのかな」としみじみ。わたしはどんなに寒くても半ズボンで過ごした小学校時代。それが粋でオシャレな心意気だと思って頑張っていました。「パッチなんて軟弱男が穿くもんだ!」と。でもそれが、子どもの頃からズボンの下にオシャレなパッチを穿く習慣だったら、そりゃ大人になっても何の抵抗もなく穿くでしょうし、むしろ「寒いのに何で我慢する必要がある?」と考えるのも当たり前。そっちの方がオシャレなのかも(というか、わたしが若いころに父ちゃんが穿いていたパッチと今の若者が穿くパッチとは似ている様で全く別のものなのかも)。

ま、そんなことでちょっと驚いた、というお話です。今週は季節外れの高温になると聞きます。いよいよパッチなんか脱ぎ捨てても大丈夫な春の到来が間近です。

 

 

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『のどが渇く』

「先生、『のどの渇き』と『口の渇き』とどっちの表現が正解なんですか?」

と職場の保健師さんから質問されました。医療用語としては『口渇(こうかつ)』というやつなのでしょうか。検索すると、「口の中が乾燥している状態だ」と書かれていますが、「口の中が乾く」=唾液が減って乾燥した口の中で粘膜が荒れたり細菌が繁殖したりする、という概念はシェグレン症候群などに代表される口腔内の病気のことを念頭に置いている気がします。

わたしに質問をしてきた保健師さんは、”冬場の脱水”の症状として『のどが渇く』の方がふさわしいのではないか?という疑問なわけです。「冬はあまりのどが渇かないから脱水を見逃しやすい」と。残念ながらネット検索するとどっちも一緒くたにされていますけど、ほとんど同じことを云っているようで、実は若干違うこの2つの表現。『口渇』が”口の中の渇き”で、”のどの渇き”は『口渇感』なのかな、とふと思いました。そしておそらく、彼女の云いたいことを表すなら、”のどの渇き”なのだろうかなあ、と。

でも、これを書くためにいろいろ検索してみましたけど、おそらく”口の(中の)渇き”というコトバが”のどの渇き”をこれから凌駕していくような気がして、ちょっと寂しく思います。ちなみに、糖尿病による症状は、やっぱり”口の渇き”ではなく”のどの渇き”だと思いますが、いかがでしょう?

 

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厄入り

人は40歳になるまで自分の健康を真剣に考えない 40歳を過ぎたら実践すべき7つの健康習慣

 ”2,000人の成人を対象とした調査で、多くの人は38歳を過ぎるまで、自分の健康について真剣に考えていないことが明らかになった。多くの人は、何らかの健康上の不安を感じるようになると、はじめて健康管理に注意を払うようになるという。食事や運動などの健康的な生活スタイルをもち、健康的な体重を維持できていた人は、その後の死亡リスクが80%減少することが研究で示された。 「40歳を迎えた方には、ご自分の体や心の健康について、真剣にみつめなおすことをお勧めします」と、専門家はアドバイスしている。”(保健指導リソースガイド2024年01月30日配信)

イギリスやアメリカの研究報告だから、若干日本人のテイストと違うところに踏み込んだ内容もあるけれど、やはり”厄入り・厄明けあたりから社会的にも身体的にも精神的にも転機が来る”というのは、人種に関係なく万国共通の摂理なのでしょうか。

記事の内容はまったく特別なことではないので、是非読んでみて、特に欧米人が好きな”7つの健康習慣”を実践してみてください。7番目(性生活)のことなんかは日本人がタブー視して表だって書かないことですが、とても大切なこと。是非、実践を。

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運のつき?

先日、走行中の愛車に向かって鳥に糞を落とされることが数回ありまして、さすがにその命中確率を考えたときに、「これは何か意味があるのかもしれない」と思いました。昨年末にクレカ不正使用や愛車衝突事故やドライバーが刺さってのパンクなど不運なことばかり続いたわたしでしたが、今年の運気は意外に良いらしく、3月にもらうはずの退職金が想定よりも多く出そうだと分かったり、ポイントやギフトカードで想像以上の買い物ができたり、プチ幸運を経験しているので、高望みしなければまだこれからもっと運気が上がるかもしれない、とか思ったりしているわけです。

それで、今回の糞害を”害”と捉えず”幸運”と捉えることにしたことを先日日記(ブログ)に書こうとして、『運のつき』というコトバを思いついたのですが、なんかしっくりこない。早速検索してみると、『運のつき』は”運が尽きる”という意味だから「天命が尽きた」「滅びる時が来た」ということ。今回の意味とは正反対じゃないか! それなら、今回のわたしの気持ちは何というの?

 『運のつきの反対語は?』と検索。すると、『運のつきはじめ』というコトバがヒットしました。「へ? 『運のつき』と『運のつきはじめ』が対義語? この歳になっても新しい知識はひょんなタイミングで得られるものなのですね。

『運のつき(尽き)』…命運や幸運の終わり、幸運の連続が止まってしまう時
『運のつき(付き)はじめ』…幸運(好運)が起き始めるようになったこと

大変勉強になりました。そして、今回のわたしのウン(チ)騒動は、もちろん『運のつきはじめ』ということでお願いします。

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『殿様枕』

枕が高いと脳卒中に?/国立循環器病研究センター

 "脳卒中は高齢者で多いが、若年~中年者でも特殊な原因で起こることがある。その原因の1つである特発性椎骨動脈解離の発症と枕の高さの関連を、国立循環器病研究センターの江頭 柊平氏らが症例対照研究で検討したところ、枕が高いほど特発性椎骨動脈解離の発症割合が高く、また枕が硬いほど関連が顕著であることが示された。著者らは「殿様枕症候群(Shogun pillow syndrome)」という新たな疾患概念を提唱している。European Stroke Journal誌オンライン版2024年1月29日号に掲載。" (Care Net 2024/02/05公開)

一昨年、千鳥のノブさんがくも膜下出血一歩手前の椎骨動脈解離を発症した、あれがこれらしい。(<新たな疾患「殿様枕症候群」とは>)『殿様枕症候群』・・・聞いたこともない名前で、そもそも何と読むの? 「でんようちん」?とか思っていたら、普通に「とのさままくら」でした。英語で「Shogun pillow syndrome」(まんまじゃん)。

首をポキポキ鳴らすようなカイロプラクティックや整体(「スラスト法)によって椎骨動脈解離を起こす事例もある(平均年齢41歳の脳卒中患者集団では、30日以内にスラスト法を受けていた割合が4倍以上という報告)
・高い枕の使用は特発性椎骨動脈解離発症と関連があり、特発性椎骨動脈解離の約10%が高い枕の使用に起因しうることを報告した

「若い人でも枕が高いとこの病気を起こす危険性があるのだよ」あるいは「首ポキを習慣にしている人は危ないよ」とか、そういう感じなのでしょう。わたしは頚椎症など首回りが不具合なので高い枕では寝られませんし起きた時に動けなくなるから高枕はありえない。ただ、ここ半年くらい、左を向くと首がポキポキ鳴るようになって気味が悪いのです。痛くもないけど、骨が擦れて行ってるんじゃないかと心配していたわけですが、もしかしてこの殿様枕症候群(特発性椎骨動脈解離)の危険性の方が問題なんじゃないのかしら? そういえばカウチやソファに横になってテレビを見たりスマホをいじったりするときにクッションや肘掛けに首をゆだねるから、首がかなり前屈させた形になるのは確か。あれは明らかに殿様枕と同じ姿勢じゃないですか! 注意しなければ。


 

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肺炎球菌

先週末に重い腰を上げて肺炎球菌ワクチン接種を受けてきました。接種費用助成(わたしの住む自治体では半額補助)の期間が3月31日までだよ!とうるさく迫る(再通知は1回だけでしたけど、最近テレビの啓蒙広告がうるさい)ので、つい近くのクリニックに申し込んでしまったわけです。

システムはあまり理解していないけれど、高齢者の肺炎による死亡率が高いから、その原因に一番なりやすい肺炎球菌の予防ワクチンを打つことで重篤な肺炎になる危険性が低くなるということなのだと理解しています。ワクチンの効果が5年間持つから、5年ごとに打つと免疫が継続して有効だということで節目の65歳から5年ごとに受ける権利がある、と。もっとも、じっくりはがきを読むと、費用助成は一回だけのようで、次からは全額自己負担になるようです。

まあ、あまり理解せずに勧められるに任せて接種をしてもらいはしましたが、たぶん今年は必要なかったんじゃないかという気がしています。定年で引退して居るわけでもなくおそらくまだまだ現場で働くであろう今の状態を考えれば、そしてここ3、4年のコロナ禍でもコロナどころか普通のカゼすら引いてないことを考えれば、今の感染予防の生活と健康的な日常生活を送っている限り、市中肺炎なんかに罹る気がしないからです。助成を人生で一回しか受けられないのであれば、70歳か75歳かあたりまで待っていても良かった気もする(将来の方が価格が高くなる可能性が高いし)ところです。自分はもう打ってしまったから止むなしですが、誰かに「打った方が良いかな」と聞かれたら「元気なうちはまだ打たなくてもいいんじゃないの」と答えることでしょう。むしろ、帯状疱疹ワクチンの方がはるかに有用な気がしますね。

 

 

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なんかねえ

わが家には、今現在、缶ビールと第三のビール(缶)、戴き物の焼酎(麦と泡盛)、さらに日本酒(好きな銘柄をメルマガから取り寄せた物)三種があります。ウイスキーはあまり飲みたい気分にならない(酔って頭が重くなるイメージがあって)ので戴き物の古いウイスキーがある程度で物入れの奥の方に閉まってあります(断捨離で処分したいのだけれど妻が「もったいない」というものだから)。ワインは飲みたいときだけ安いのをコンビニやスーパーから買ってくる感じ。

そんな我が家のアルコール事情の中、昔ほど家で痛飲することがなくなったし、外飲みや宴会もコロナ以降ほとんどやらなくなりまして、仕事から帰ってきてから何かをチビチビっと飲むくらいが常です。でも最近、なんか「今夜はアレが飲みたいな」と欲して飲むアルコールがないのであります。「昨夜は飲みすぎたから、今夜はアルコールを抜こう!」と朝は誓って出勤するのに帰りの車の中では「帰ったらまずビールやな」とか平気で思ってしまっていた頃がなんか懐かしい。アル中じゃないのだから「飲みたくないんなら飲まなきゃいい」というのは正論だけど、でも帰ったら何か飲まないと物足りない。なのに、そこで満足できそうな飲み物がないわけですよ。

考えてみると、つまみもそう。何か食べたいものがあるわけでもなく、アルコール飲むから何かつまみにしたいけど、何が食べたいのかはっきりしない。何かお菓子じゃないつまみが欲しいけど、それが何なのか。夕飯のおかずでもないしなぁ。何か、何もかも物足りないわけですよ。

ま、要するに、単なるグチですけどね。こんなこと書きながら、結局今夜も何かを飲むわけさ。

 

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災害高血圧

10項目の要点確認で災害高血圧を防ぐ/日本高血圧学会

 ”日本高血圧学会(理事長:野出 孝一氏[佐賀大学医学部内科学講座 主任教授])は、今般の能登半島地震の発生を受け、避難所での災害関連死を予防する観点から「被災地における高血圧疾患予防」をテーマに、緊急メディアセミナーを開催した。セミナーでは、10項目の「寒冷被災地における血圧管理と高血圧合併症予防の要点」を示し、震災の避難所で医療者も一般の人も確認できる高血圧予防指標の紹介と震災地での初動活動について報告が行われた。なお、10項目の要点は、同学会のホームページで公開され、ダウンロードして使用することができる。” (Care Net 2024/01/29公開)

それが<これ>です。2016年の熊本地震の時も4月の割に寒くて、災害高血圧の影響は大きかったのを覚えています。当たり前のことですが、特に能登地震の直後の今こそ再確認すべき項目だと思います。「優先順が災害復興が先だ」と考える前に「自分が倒れたら復興なんかできないし、迷惑をかけるだけだ」と割り切って自分の治療を必ず優先する必要があるのです。被災からちょうど1ヶ月め。今が一番疲れの溜まる時期です。ご自愛ください。

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〔A 生活環境の整備〕
1.寒さ対策:保温性の高い衣服を着用し、体を冷やさない。理想の室温は18℃以上
2.睡眠:できるだけ横になる、6時間以上の睡眠を心掛ける

〔B 生活習慣の維持〕
3.生活リズム:できる限り起床・就寝時刻を決め、生活のリズムを作る
4.運動:身体を動かす。1日に20分以上の歩行でも大丈夫
5.食事:なるべく塩分の摂り過ぎに注意し、野菜、果物、乳製品などカリウムの多い食事を心がける(医師からカリウム制限を受けている腎臓病の方は指示通りに)
6.体重の維持:体重計があれば測って、増減を確認
7.感染症予防:できる限りマスク着用、手洗いが大切
8.血栓の予防:こまめに水分を摂り、1時間に1回は足を動かす

〔C 治療の継続〕
9.薬の継続:普段飲んでいる薬は、いつも通り飲み続ける
10.血圧管理:血圧を測定し140mmHg以上なら医師、看護師、保健師に相談
(とくに160mmHg以上は、できるだけ早い時期に医師に相談)

・災害後の血圧上昇は一過性で1ヵ月以降低下するが、高齢者、慢性腎臓病、肥満者などの患者では遷延すること
・災害時の血圧140mmHg未満を目標とし、血圧レベルは2週間毎に再評価すること(なお、災害時は白衣効果が増大することから避難所などに自動血圧計の設置が望ましい)
・患者の服薬状況が不明な場合、安全性と効果の高い長時間作用型カルシウム拮抗薬が適切であること
・過去の震災などの知見から脳血管疾患の発症について、外部仮設トイレ、早朝(とくに午前5時~午前11時)、70歳以上の高齢者はリスクが高くなること

 

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