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健診後の受診勧奨

健診後の早期受療、死亡リスクを減少させるか/阪大、NCGMほか

血圧や脂質、血糖などに問題のあるハイリスク者について、健康診断後の受療行動は、その後の生命予後に影響するのだろうか。大阪大学大学院医学系研究科社会医学講座の董 加毅氏らの研究グループは、全国健康保険協会(協会けんぽ)の健康保険請求データベースを使用し、国立国際医療研究センター(NCGM)と共同で高リスク集団における健診後の受診時期と心血管イベントによる入院と全死亡リスクとの関連を検討した。その結果、健康診断後の早期受診が、高リスク者における主要心血管系イベントの入院および全死亡のリスク低下と関連していた。Atherosclerosis誌2024年1月号に掲載。” 

健康診断後の早期受診が、高リスク者における主要心血管系イベントの入院および全死亡のリスク低下と関連するというエビデンスを示唆できた”(Care Net 2024/02/20公開)

予防医療に20年も従事してきている医者としては、とてもうれしいデータ。だからこそ、「症状がないから」「忙しいから」と言い訳して逃げて行こうとする人たちに強く受診勧奨すべきである!というより、『受診勧奨する義務』がわたしたち予防医療従事者にはあるということを再認識いたしました。
 

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