『世界睡眠デー』
昨日は、『世界睡眠デー』。世界睡眠学会が毎年3月の第3金曜日(春分の日の前の金曜日)に定めた、睡眠に関する正しい知識を啓蒙・啓発する日でした。
”3月15日は「世界睡眠デー(World Sleep Day)」だ。厚生労働省のスマート・ライフ・プロジェクトは、「寝ても疲れがとれないなら要チェック! あなたの睡眠の質は大丈夫ですか?」の特設Webコンテンツの公開を開始した。睡眠の悩みを解消する方法やぐっすり眠ってすっきり目覚めるためのコツなどを紹介。睡眠の専門家が、睡眠の質を上げる3つポイントなど分かりやすく解説している。睡眠障害に悩まされている人は多く、睡眠障害は生活の質(QOL)や生活満足度の低下と強く関連しており、働く人の生産性の減少にもつながる。”(保健指導リソースガイド 2024年03月12日配信)
<睡眠対策:健康づくりのための睡眠ガイド2023(厚生労働省)>
睡眠が人間の健康を司る基本であることは周知の事実であって、ここでも何度も取り上げてきましたが、現代を生きる人間にとって、「睡眠不足で眠いけれど、でも寝たくない」誘惑だらけではありますし、睡眠に対する情報は血圧治療や糖尿病治療に対する情報以上に千差万別。コマーシャルレベルの魑魅魍魎(ちみもうりょう)や怪しい持論の医療者たちの提言の中で右往左往させられている現代人のいかに多いことか。
一応、常識的なチェックリストを自分の場合で見てみると
1.休日も含め、毎日一定の時間に起きるようにする。→◎
2.コーヒーなどカフェインを含むものを夕食以降とらない。→○
3.少なくとも寝る30分前は、スマホ、タブレットなどを見るのを避ける。→×(ベッドで眠くなるまで眺めてるから)
4.食事は寝る2時間前にすませ、寝酒は飲まない。→○
5.ぬるめの湯にゆったり入る.→最近◎
6.自分なりの入眠儀式(本を読む、歯を磨く、ストレッチ、音楽を聴くなど)を決めて実行する。→△(歯磨きだけだから)
こんな感じでした。もっと詳しくは上記のwebで確認してみてください。「もうどうせ分かっているし」「オレはどうもないから気にしていない」「したくても仕事があるから無理なのさ」などと、見ない理由付けを並べている人こそ見てみていただいきたいものだと思います。そんな人たちへの啓蒙啓発のために毎年『世界睡眠デー』を制定したのですから、是非。
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