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降圧の体感

「先生、もう少し血圧を下げないといけません。内服薬を換えますね。今のより強くなるから、もしふらふらするとか動悸がするとか何かおかしな事があったらすぐに連絡してください」

20年来、いい加減に処方していた内服薬がどうも効かなくなってきているなと感じ始めて約1年(それ以上か)、重い腰を上げて循環器外来を受診したのは昨年末でした。ドキドキしながら新しい薬を服用し始めましたが、何日経っても一向に自覚症状に変化がない(血圧は明確に下がりましたが)。数日後、廊下ですれ違いざま主治医が「大丈夫ですか?何事もないですか?」と聞きましたが、「いや、何も変わりありません」と答えました。約一ヶ月服用してから外来受診したらまだ降圧目標に達してないからということでさらに1剤加わりました。「今度も、何かあったら連絡ください」と云われましたが、結局これも変化なし。血圧は満足できる値まで下がりましたが、以前飲んでいた薬のときと自覚症状に変わりがないので今ひとつ実感が湧きません。

たしか20年近く前、初めて内服薬を服用し始めた頃、「自分はどうもないと思うけど血圧が高くなったからそろそろ飲み始めようかな」と思って服用し始めたのですが、あのときはアタマがウソのようにスッキリして毎朝気分爽快! 「何も症状がないと思っていたけれど違っていたんだな」という体感が明確にありました。それを期待していたので、ちょっと肩すかしを食らった感じでした。それでも血圧は見違えるように改善しています。体感がないので本当だろうか?と半信半疑なところもありますが・・・。でも、こんなことを経験すると、一般の多くの人たちが血圧治療に今ひとつ積極的になれない原因の一つがわかったような気がします。健診などで血圧が高いからと云って精査や治療の指示が出たとしても、ほとんど自覚症状がないからなかなか受診しない。受診して内服薬が始まったとしても自覚症状に何の変化もないからすぐやめてしまって治療が徹底できない、というのは頷ける話です。

 

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