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酒の楽しみ方

昨日もちょっと書きましたが、最近また「酒を飲みたい」という気持ちが失せ始めています。家に帰って飲む酒を考えたときに、ビールであれ焼酎であれ日本酒であれワインであれ、「飲みたいな」と思う気持ちが明らかに失せています。何を飲んでも爽快感を得るような気がしないのです。だから「飲まないなら飲まないでもいいか」という気持ちになることがちょくちょくあります。何故だろう?と考えたときに浮かんできたのは、酒のつまみが問題なのではないかということ。

半年ほど前、ここで酒の飲み方について書いたことがあります。

「酒のつまみとしての料理」なのかそれとも「料理のアテとしての酒」なのか”というやつ。当時は『酒を飲むためにそのつまみになる料理を見繕うわけで、云うならば「酒さえあればつまみは何でもいい」 』と書いています。ほんの半年前なのに、その心境が急激に変ってきているような気がするのです。「つまみにナッツやお菓子しかないのなら飲まなくてもいいかな」など、今まで起きたこともなかった感情・・・むしろ、「美味しそうな料理があるから」あるいは「好きな惣菜を買ってきたからちょっと今日は日本酒飲んでみたいな」みたいな感覚が生じてきているのです。でもかと云って、自分で料理を作るわけでもないので「今日は日本酒を飲みたいからこの料理を買おうかな」という感覚になることがそう多いわけでもない。

わたしの晩酌卒業の日も、もしかしたら意外に近いのかしら。

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