『long COVID』?
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が何となく落ちついて、『post COVID』とか『アフターコロナ』とか云っていた時期を経て、最近『long COVID』というコトバを時々目にするようになってきました。
『long COVID』というのは、「新型コロナウイルス患者数の発症から通常3ヵ月間以内にみられ、少なくとも2ヵ月以上持続し、また、他の疾患による症状として説明がつかないもの」とWHOで定義されているコトバなのだそうです。
<新型コロナの後遺症とは>
”コロナ後遺症は50種類以上の症状が報告されており、昨年(2023年)1月時点では世界中で少なくとも6,500万人がコロナ後遺症で苦しんでいると推定されている。”
”COVID-19発症から1年半たっても、約4人に1人になんらかの症状が残る”
何しろ、最初から得体の知れない侵略者に冒された結果なので、まだまだ解明されていないことだらけ。後遺症と云っているけれど、そもそもそれが本当に後遺症なのかも判然とせず、「関係ない」とも「関係ある」とも決定できるエビデンスがない現状なのだから、何もかもが手探り状態だと云っても過言ではないのでしょう。当事者にとっては本当に辛いものと推測します(なにしろコロナ感染そのものも経験していないわたしは何もコメントできませんが)。研究が早く進んで、すべての人にとって『long COVID』というコトバが過去の遺物になってしまうことを祈るばかりです。
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