誕生日イベント
「先生、きのうが誕生日だったんですか?」
「そうよ」
「おめでとうございます」
「ありがとうございます。ところで、どうして知ったの?」
「同僚の●●さんが『先生は毎年誕生日の日は有休を取る』と教えてくれたから」
職場の事務スタッフのお嬢さんとの会話ですが、「それは間違いよ。そんなことしないもの。昨日は銀行手続きするのに昨日しか休みの枠がなかったから休んだだけ。いつも普通に働いているよ。去年なんか誕生日の日は産業医勤務だったし」と、きちんと否定しておきました。
そういえば、誕生日に誕生日イベントを家族ですることがいつの間にかなくなりました。誕生日前後の週末に誕生日の近い知人と一緒に何か食べに行くことはあるけれど、それもむかしはステーキ屋さんとか街中の寿司屋さんとか一流の和食屋さんとかでごちそうを食べたものですが、最近はいつも行きつけの居酒屋でいつも通りの食事というのが常になりました。特別なことは特にしません。最後に小さなケーキを買ってきて安物のワインとか開けたりしたのはいつのことだったか・・・熊本地震のあった2016年にやった記憶はあるけれど、あれも大災害の直後だったからこそ「無事を祝って」というニュアンスが大きかった気がします。
結婚記念日と妻の誕生日に花束を買って帰るわたしの習慣は今でも続けていますが、それ以外はまったく普通の、単にこっそり1つ歳を取る区切りの日でしかなくなりましたね。まあ、子どもや孫がいたら、違っていたのかもしれませんけれど。
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