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血圧放置厳禁!

血圧は放置厳禁!やや高めでもCVDは2倍~職域多施設研究J-ECOHスタディの参加者8万例超で検討

 ”職場などの健康診断で「血圧がやや高め」と指摘されたが、特に何もしていないという人は少なくない。横浜市立大学公衆衛生学准教授の桑原恵介氏らは、就労世代8万例超を対象に、最新の血圧区分を用いて分類した血圧と心血管疾患(CVD)との関連を検討。やや高めとされる正常高値血圧でもCVDの発症リスクが約2倍になること、CVD発症への影響は正常高値血圧~軽度高血圧で大きいことが明らかになったと、Hypertens Res(2024年4月8日オンライン版)に報告した。”(Medical Tribune2024年04月16日公開)

正常血圧群を基準としたCVD発症のaHRは、正常高値血圧群で1.98(95%CI 1.49~2.65)、高値血圧群で2.10(同1.58~2.77)、Ⅰ度高血圧群で3.48(同2.33~5.19)、Ⅱ度高血圧群で4.12(同2.22~7.64)、Ⅲ度高血圧群で7.81(同3.99~15.30)と、血圧が高いほどCVDリスクは上昇した(傾向性のP<0.001)

職域多施設研究J-ECOHスタディのデータを用いてCVDとの関連を検討したものです。症状もないし、ちょっと高めだというだけだから放置。まあ、家で測ってみているけれど家ではもっと低い。血圧はちょっと高めくらいが一番健康だという意見もある。下げすぎると危険らしい。はいはい、その気持ち、よくわかります。実際の患者であるわたしが昨年末までそんな管理していましたから。でも血圧はやはりきちんと下げないと意味がない。高齢者でももちろんそうだけど、むしろ労働者層こそが重要だということをここ半年でしっかり学びました。面倒でも、きびしく管理してほしいと思います。

CVD予防の観点からも、就労世代で見過ごされがちな正常高値血圧の段階から意識的に血圧管理に取り組むことが重要で、医療者にはそのサポートが求められる」という総括でした。

 

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