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コーヒー効果、だけど今は高価です

早食いでもコーヒー1日1杯でメタボ抑制

京都府立医科大学のReisa Hiramatsu氏らは、日本の多施設共同大規模コホート研究J-MICC STUDYのデータを用い、メタボリックシンドローム(MetS)と食事の速さおよびコーヒー摂取量との関連を検討。その結果、レギュラー(ドリップ)コーヒーまたはインスタントコーヒーの摂取量が1日1杯未満で早食いの群と比べ、1日1杯以上の群では食事速度に関係なくMetSのリスクが低く、1日1杯以上のコーヒー摂取が早食いに起因するMetSの予防に有用である可能性が示されたとHealthcare(2024; 12: 603)に発表した”(Medical tibune 2024年05月14日 配信)

・食事速度に関しては、遅い群と比べて速い群でMetSリスクが有意に高かった。
・ドリップ/インスタントコーヒー摂取量が1日1杯以上の群は、1杯未満の群と比べてMetSのリスクが有意に低かった。
・コーヒー摂取量が1日1杯未満かつ食事速度が速い群(対照群)と比べ、1日1杯未満かつ食事速度が遅い群でMetSリスクが有意に低かった。
・コーヒー摂取量が1日1杯以上の群では、食事速度に関係なくMetSリスクが対照群と比べて有意に低かった。

コーヒーに含まれるカフェインやポリフェノールは体重に影響を及ぼすとされており、例えばポリフェノールの一種、クロロゲン酸については、体重低下に寄与することが示唆されている(J Int Med Res 2007; 35: 900-908)。コーヒーの摂取はMetSのリスクを抑制しうる

コーヒーの健康に対する効果は、良きも悪しきもいろいろ報告されていてここでも都度紹介しましたが、メタボ対策に有効で「早食いでもコーヒーさえ飲めばメタボ予防ができる」という結果・・・おそらく研究者はコーヒー好きなのでしょう。ただ、今、コーヒーは空前の高値です。ブラジルのコーヒー豆の不作に加えて、カカオ生産世界第二位のベトナムがカカオ畑を潰してドリアン栽培に力を入れているからだと先日テレビ報道で紹介されていました。中国で起きているドリアンブームに乗っかってコスパの良いドリアン栽培にシフトさせるが国策なのだとか。一日数杯コーヒーを飲まないと心安らかになれないというわたしの友人がいます(彼女は太ってるけどな)が、わたしのように別にキライでも好きでもない人間にとって、早食いの免罪符としてわざわざ高価なコーヒーを飲む気にはなれないところではあります。

「信じられないほど不味い」とウワサの究極のビタミンC製剤・・・でも、「健康にはとても良いのだから健康のために毎日ガマンして飲むべきだ」という内容の紹介が先日ラジオの通販番組でやっていましたが、あれと似たような部類なのでしょうか(アレより、コーヒーの方がはるかに敷居は低いか)。
 

 

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