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酒はHDLを増加させるんじゃないの?

女性は日常的な飲酒でHDLコレステロールが低下?

 ”大規模な保健医療データを用いて、40~64歳の日本人女性の習慣的な飲酒とHDLコレステロール(HDL-C)の関連を検討する研究が行われた。その結果、飲酒量が中等量以上の女性では、HDL-C値が10年間で有意に低下していることが明らかとなった。日本女子大学家政学部食物学科 臨床医学・代謝内科学研究室の関根愛莉氏らによる研究結果であり、「Cureus」に3月4日掲載された。”(Care Net2024/06/05公開)

「日本人の中高年女性における中等量以上の習慣的な飲酒は、10年後のHDL-Cを有意に低下させる可能性が示されたが、HDL-Cの有意な上昇は引き起こさなかった」と結論
日本人の中高年男性を対象とした結果では、中等量以上の飲酒はHDL-Cの低下と同時にHDL-Cの上昇とも関連していた

「エチルアルコールの濃度とHDLコレステロールの値は正の相関を示す」というのが私の知っている常識で、しかも「HDLコレステロールには運動などで上昇する”真の善玉”のHDL-1とエチルアルコールを飲むと上がるHDL-2があって、HDL-2には善玉の効果が全くない」という論文を数年前にどこぞの大学が発表したのを見たことがありますから、人間ドックの結果説明のときにはいつもそのこと(大酒飲みのHDLコレステロール値は当てにならないこと)を引用して説明していました。私自身もHDLコレステロールが高くてさらに上昇していたけれど「これは運動の効果というよりは酒の影響の方が多いかもしれない」と自分を諫めたものです。だから、わたしの知っている理屈は男性だけの理屈だったのかなと思ってこの記事を読んだのですが、なんかちょっと思ったのとニュアンスが違いますね。

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