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エスカレーターの手すり

最近、エスカレーターに巻き込まれて命を落とす痛ましい事故が立て続けに起きています。どんなにゆっくり作動していても大きなモーターで自動的に動く機械の力はものすごく、意外と怖いものだということを再確認しました。

ところで、わたしは公の場ではエスカレーターの手すりを握りません。とても大きな学会場やホテルの長いエスカレーターや、あるいは渋谷駅や横浜などの都会の延々と続くエスカレーターでも握りません。高所恐怖症で下を見るとめまいがするにも関わらず、です。それは新型コロナが蔓延するよりはるか前、おそらくインフルが猛威を振るった冬場の東京出張か何かがきっかけだった気がします。不特定多数の人間が触った手すりを触るのが怖くなったのです。触ったあとで消毒すればいいじゃないかと思うのだけれど、触れなくなりました。

でも、最近になってふと根本的な考え違いに気づきました。あの延々と続く街中の長いエスカレーターの手すり。「どこにばい菌がくっついているやもしれん!」と思うから手が出せないのだけれど、考えてみればわたしが握るポイントは一点だけです。最初に握った部分を降りるまでずっと
握っているのだから、行程がどんなに長くても短くても、結局その一点だけなのだというしごく当たり前の事実に最近になって気づきました。なんと愚かなことか。目の前の鼻水だらだらの子どもが握った手すりを自分が触る可能性はゼロ。たまたま一回りしたわたしの真横の手すりにピンポイントにばい菌がくっついている確率なんて極めて低いのであります。それを考えたら、意地張って何もつかまずにいてフラっと後ろに倒れて転げ落ちる危険性の方がはるかに高いではないか。

よし、勇気を出して次に公の場でエスカレーターに乗る機会があったら真横の手すりを握りしめてみよう! できるかな。

 

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