自然淘汰ならず?
<日本女性の平均寿命87.14歳は世界1位、男女とも前年より寿命延長/厚労省>
”厚生労働省は、7月26日に令和5年の簡易生命表の概況を発表した。これによると男性の平均寿命は81.09歳、女性の平均寿命は87.14歳となり、3年ぶりに前年を上回った。前年と比較して男性は0.04年、女は0.05年上回ったほか、平均寿命の男女差は6.05年で前年より0.02年延長した。65歳の死因別死亡確率(主要死因)について、男性では肺炎6.18%(前年6.13%)、老衰8.85%(前年8.31%)が前年に比べ死亡確率が上昇し、悪性新生物、心疾患、脳血管疾患は前年に比べ低下した。女性では肺炎4.44%(前年4.34%)、老衰20.77%(前年19.79%)が前年に比べ死亡確率が上昇し、悪性新生物、心疾患、脳血管疾患は前年に比べ低下した。”(Care Net 2024/08/02公開)
昨年は新型コロナの影響で2022年の平均寿命が若干低下した様だったけれど、持ち直したということかしら(まあ、内訳としては肺炎による死亡は上昇してはいるから、高齢者の肺感染症はコロナに限らず致命傷になってはいるということか)。殺人ウイルスだったコロナも並のウイルスになってしまったということは、自然淘汰の大波にはなれなかったことになります。最近の未曾有の自然災害でも持ちこたえてきた人類の最大の敵はこの猛暑と云うことになるのでしょうか。もうすでに高齢者の括りの中に入り、まったく他人事ではなくなって、遺言証を書く羽目になったわたしですから、自然災害に巻き込まれるのと病気で死ぬのとどっちが楽なのか? 事故死の方が楽なのか?などとそんなことまで時々考えるようになっています。当事者にとって、平均点はどうでもいいんですよね、実際。
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