火が”つく”
先日、墓参りしてろうそくに火をつけようとしたら、いつもは普通に着火できるチャッカマンがまったく反応しなくて閉口したことがありました(ガス切れだと諦めて帰ったけれど家に帰ったら何の問題もなく着火できて・・・気味悪かったのですが)。
まあそれは良いとして、ここで『火がつく』と書こうとしてハタと困った。『つく』ってどういう漢字を当てるのか?
『付く』?『着く』?『点く』?
普通に考えたら『付く』かな?でも『着火』とか『点火』とか云うやんか。電灯は『点ける』だし・・・。早速ググってみたのだけれど、それでもどうもしっくりこない。この読売テレビの元アナウンサーさんが遠い昔に書いた記事が明快ではあるけれど、さてこれが本当なのかも分からない。彼によると、
*「動作」としては「火を付ける」
*「状態」として「火が着く」
*その「結果」として明るくなる状態が「火が点く」
なのだと。そうなると、今回のお墓でのわたしの体験はどうなりますか。
”ろうそくに火を付けようとしたけれど着かなかったから点いた状態には至らなかった。”
こういうことになりますけど、いいのでしょうか。「なんだかなぁ」という違和感が残ります。結局この場合は、『火がつかなかった』が一番無難なのではないかしら。ひらがな表記って意外に大事(というかとても便利)だと思います。
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